草分け中

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2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧

(晴天) 論語と算盤、その両立

相矛盾する2つを合わせたところに真実がある。 道路交通法の第1条「安全と円滑」も、安全だけを追及し過ぎれば円滑でなくなるし、円滑だけを追及し過ぎれば安全でなくなる。だから両方を満たすよう各条文がある。 また、1980年代に売れた思想書、浅田彰の「…

(試論) 恐竜絶滅と現代の絶滅

先日、国際会議で恐竜がマイクの前に立ち、人類に演説したニュース記事を見た。 「絶滅を選ぶな」COP26前に恐竜が国連に 地球温暖化防止訴える | COP26 | NHKニュース そこで考えているうちにふと思った。 大昔に恐竜が絶滅したように、現代も何かが絶滅した…

(晴天) 外国人に勝った日本人あれこれ

今回、印象に残った場面は第一国立銀行発足時に「筆算VS 算盤」の対決が行われたシーンだ。ググッたところ、これは事実だったらしい。 佐々木勇之助氏の出身 | デジタル版「実験論語処世談」 / 渋沢栄一 | 公益財団法人渋沢栄一記念財団 ただ、筆者の算盤塾…

(宮本武蔵) なぜ結婚反対派は内親王に勝てなかったのか?

日本だけでなく海外でも広く知られている、六十余度戦って生涯一度も負けなかった剣豪・宮本武蔵が晩年に著した「五輪書」。 その地の巻によると、勝負に勝つ秘訣は「相手の拍子(リズムやタイミング、勢い等)を崩すこと」にあるという。だから、鎖鎌の相手…

(恐竜) 背中の帆はエジプト限定ではなかった!

先日、「恐竜の新種が2種見つかる、スピノサウルスの仲間、英国」というニュースを読んだ。 スピノサウルスといえば、背中に帆がある白亜紀の肉食恐竜として有名だが、面白いことに背中に帆がある草食恐竜、オウラノサウルスも同じ地域に生息しており、擬態…

(小室圭)空気階段のコントに出てくるひつこいオッサン

人気急上昇中の動画、「アジアで生きよう」の最新動画で、小室圭の弁護士試験の結果が11月10日までに発表されると先ほど分かった。 フォーダム大学の卒業者名簿に名前がなくなった話や、受験資格がそもそもない疑惑などから、7月の弁護士試験を受けていない…

(晴天) 銀行の名付け親になるシーンは誤りっぽい

最近の「晴天を衝け」は、あった出来事を駆け足で追っている感じで今一つドラマ性に欠ける。 今回も、まず栄一がお国を孕ませたシーンで始まる。実際、旺盛な色欲で子供も20人以上いたらしい。 次に幼馴染の喜作を牢から出して大蔵省に入れる話。そして郷里…

(岸田総理) 経済学者があまり見えない

先日、岸田総理が新しい資本主義会議メンバーを公表した。AIの松尾東大教授ら15人という。 <新しい資本主義会議メンバー> 翁百合 日本総合研究所理事長 川邊健太郎 Zホールディングス社長 櫻田謙悟 経済同友会代表幹事 澤田拓子 塩野義製薬副社長 渋澤…

(否の卦)何かヤマシイところがあると沈黙するのか?

ちょうど1年前、菅総理が日本学術会議の新規追加メンバーに6人を外した理由を尋ねられてもダンマリを通し続けたのは不可解だった。多くの人がおかしいと映ったはずだ。 なぜ「〜だから外した」と言うことができないのか? 学者たちやメディアが騒いでも徹底…

(晴天) 欧米視察と井(せい)の卦

大久保利通が岩倉具視や木戸孝允らとともに欧米視察に行った動機について、洋行帰りの役職者たちにこれ以上大きな顔をさせる訳にいかない、という視点は新鮮だった。 洋行帰りの中には栄一たち元幕臣もいる。栄一はフランスだったが、イギリスを見た伊藤俊輔…

(小室佳代告発!) 噬盍(ぜいこう) の卦に変わる

今週もアメリカのデフォルト危機やら岸田内閣、関東の地震などいろいろあったが、なんといっても小室佳代の刑事告発が一番インパクトが大きかった。 詳細は告発したジャーナリスト篠原常一郎さんの動画や人気急上昇中の「アジアで生きよう」に譲りここでは省…

(乾坤の卦) 沈黙にもいろいろある

なぜ皇室は沈黙しているのか? それが分からず、記紀の「天の岩戸」伝説でアマテラスが沈黙したようなものかと前に書いたことがあったが、よく考えてみれば今上陛下だけでなく秋篠宮殿下も沈黙していて少し当てはまらない。小室圭と眞子内親王は春に28文書で…

(晴天) 無かったことにされた栄一 〜臨の卦

明治初期に様々な事業が急に始まったが、それは欧米視察から帰国した大久保利通や岩倉具視たちによってだと思っている人が多い。 しかし、薩長の志士だけで出来るはずがなく、征韓論で西郷隆盛とともに下野した司法担当の江藤新平はもちろん、今回のように異…

(否の卦) 疑惑に答えない小室圭&菅義偉

菅前総理は短命に終わった。何故か? 振り返ると昨年秋の就任当初、日本学術会議の推薦名簿から6名を外した理由を求められたにも関わらず、何も答えなかったから騒ぎが拡大したことがあった。 それがケチの付き始めで、以後の菅総理はコロナでも五輪でも、会…