草分け中

試論や試案のサブサイト。メインは「状態の秘法」合知篇(深く)鼎道篇(広く)等

2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧

(晴天) 暗君が招く大獄

今日のポイントは2つ。 渋澤栄一とドラマタイトルの「晴天を衝け」との関連が分かったことが1つ。青年時代に藍玉を売るために高い山々を登って峠を越えた時に詠んだ漢詩の中にあるという。 超働き者だった筆者の曾祖父もこんな感じで重い荷物を背負って山々…

茹で麺のレンチン②

先日テレビでマツコが「私カップ麺にワンタン入れるの。ワンタン麺大好き」と言っていたので、コンビニの中を探したものの、ワンタンは見当たらなかった。 100円ローソンは餃子もシュウマイも100円で手頃なのだが、ここはやはりワンタンを入れたい。そこでど…

大決戦で転換期は終わる

責任者という立場にありながら何もせず享楽的で、しかも周囲の誰も諌めない。そんな人物の代表例が鎌倉時代末期の幕府14代執権、闘犬と田楽好きな北条高時である。 また、責任者という立場にありながら何もできず趣味の剣術に没頭していた人物が室町時代末期…

(晴天を衝け) 慶喜が誰かに見えてきた

大河では時々、2つの人生を平行して描く手法がとられる。 一昨年の大河「いだてん」ではマラソンの金栗四三と進行役を担当した名落語家の古今亭志ん生の2人の人生が代わる代わる描かれたが、最後まで相まみえることが(実際にも)なかったので、視聴者からはコ…

日本は大統領制で刷新される?

鎌倉時代末期は闘犬や田楽にあけくれて政治を見ない北条高時の腐敗ぶりが際立っていた。室町幕府や江戸幕府も同様で、長期政権というのは腐りやすい。 腐敗した組織で何が困るかと言えば、ものの見方や方法がズレたまま固定を強いられることである。だから優…

逆転段階はこれから

歴史の転換期には一定のパターンがある。 逆に言えばこのパターンに沿わなければ歴史は転換せず停滞する。 今がまさにそうである。「失われた10年」が20年になり、30年になっている。 パターンを理解するには、昭和のベストセラー「ものぐさ精神分析」シリー…

薬をやめたら健康になった話

ヤフコメに書いたら意外にいいねが多かったので、期限がきたら消える所よりこちらにも書いておく。 一時期、人手不足から早朝出勤になり、帰宅も遅いので日々の睡眠時間が4~5時間ほどになったことがあった。 日中の疲れをドリンク剤でカバーしていたものの…

裏の法則は自由意志とは無関係

人には自由意志がある前提が通じない事が時々気になったりする。 統計で毎年の出荷量や事件事故の数、人の出入り(交通量)、来場者数などがだいたい似ていると、個人個人ベースでは昨年行ったから今年は行かないとかあるはずなのに、なぜ全体ではあまり変わら…

求められる新哲学とは

なぜか軽視されがちな哲学だが、歴史を振り返れば時に停滞を打破する凄いカギになり得る。 例えば17世紀にフランスの哲学者が理性を発見してから近代が始まったし(デカルト)、遡ればギリシャの黄金期も哲学が隆盛だった(ソクラテスやプラトンなど)。 最近の…