草分け中

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2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

(西郷どん)斉彬と信玄が似ている点

島津斉興のような愚かな藩主は今も多い。「はれのひ」の社長も贅沢三昧だったらしい。薩摩では斉彬派の多くの賢臣が粛清されたが、現代の企業も優秀な社員を粛清する事例をよく見る。 愚かな社長や上司はそのうち問題を起こせば終わりだが、問題が起きても全…

田原総一朗の脇にいた消防士の役割

いろいろ読むと、西部邁自身が晩年「自分の言論は無駄だった」と述懐していた。小林よしのりの追悼記事にも書かれていた。 しかし、「朝まで生テレビ」で司会の田原総一朗のすぐ脇の席に座っていた西部の代役はそう簡単に見つかりそうにはなく、言論ではなく…

西部邁とは何だったのか?を改めて考えさせられた

本日夕方、西部邁氏が多摩川で入水自殺したニュースを知った。昨年亡くなった渡部昇一氏は病院死だったから翌月に思想系雑誌の追悼記事で知ったが、西部氏の手法だとネットメディアですぐに全国に伝わる。数分後にはかつての読者や朝ナマの視聴者に伝わるこ…

発見された新種の生物は最近出てきたのではないか?

今日の海外ニュースで新種の生物にイチローと名付けた学者がいる話があった。先日は日本近海に平べったい新種のカニが発見されたという記事もあった。 これらは以前から在る生物を人間が発見できずにいたと通常思われている。 しかし、今まで発見されなかっ…

(文春)イジメ主犯格を逆包囲

小室哲哉の引退会見で文春が世間から袋叩きにあっている。 「いい加減にしろよ」「何人の天才が葬られてるんだ」と。 こんな展開は文春も誤算だったろう。そもそも成功者やセレブはモテるもので、割合的に醜聞はあるのが当たり前なくらいだ。好意が無くても…

東京オリンピックとは「危険な城内戦」である

第2回東京オリンピックが近づいている。 第1回の時は、戦後の焼け野原が見事に復興したバラ色の記憶と化したが、今回も同じ展開になるのか? 実は東京五輪のすぐ後のベルリン五輪ではイスラエル選手がテロリストに誘拐され、殺された黒歴史がある。 現代もイ…

(西郷どん)現代に放映する意味を考える

NHK大河ドラマ「西郷どん」第1回を録画で視聴。 西郷隆盛といえば自決する最期を迎えるだけに展開的に暗くなる最終回へ向かうかと思いきや、冒頭で上野公園に西郷の銅像が立った話を持ってきた。おそらくラストもここへ持ってきて全体的に明るめにするのだろ…

今年のキーワードは「もつれる」

2017年「丁酉(ひのと とり)」から2018年「戊戌(つちのえいぬ)」への移行についてまとめると、 「成長(丁)して得る果実(酉=酒)から、茂って(戊)茂り過ぎて(戌,滅)剪定を要する」ことから、 ・観光業界では民泊が広がって外国人が増え、危険も増える。 ・雇用…

2018年「戊戌」が意味するもの

日刊ゲンダイには毎年この時期、高橋乗宣という経済学者が十干十二支で今年の景気を占う。株式相場的には意外に馬鹿にできないらしく、今年の「戊戌(つちのえいぬ)」の戊は茂と同意で樹木が茂って日陰が増え良くない年になるという。戌は戊に一がついただ…

古くなったニュータイプ

今年がどうなるかという記事や話が多い。 やはり戦略と戦術が重要になってくるが、日本の戦略は引き続きアメリカと連携を組んで露中朝を警戒しつつ、平成からの年号の変更とともに諸制度を変えていくことだ。 一方、戦術としては、昨日UPした話題の通り著名…