草分け中

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2019-12-01から1ヶ月間の記事一覧

歴史は繰り返すという見方から必要なこと

少し古い話かもしれないが、いわゆる不良と呼ばれる子供は「ケーキを均等に切ることが(脳的に)できない」という本が話題になった。クリスマスや誕生日祝いのパーティーでもし不良にケーキ用のナイフを持たせたら、先ず真っ二つに切るべきところが斜めになっ…

スターウォーズ最終作に初期の頃の魅力はあるのかどうか?

映画「スターウォーズ」ep9が公開した。あまり映画館に行かない方だが、このシリーズはレンタルビデオではなくわざわざ劇場で観ている。いや、観ていた。ep8までは。 このシリーズが全部で9話あることは今から30年前に友人から聞いた。実は今までの3部作はep…

今回の「ドクターX」最終回が暗示する現代

「ドクターX」最終回を視聴。人気ドラマだけあって毎シリーズ最終回は圧巻だが、今回も良い出来映えだった。 ネタバレになるので詳細は書かないものの、1つだけポイントを挙げるなら、経済的な弱肉強食の時代に突入した日本の医療界で旧態依然とした院長は…

(米朝戦争) 多vs少の必勝パターン

北朝鮮関連のニュースが日毎にキナ臭くなってきた。戦争が起きる確率が高まったという話もある。ではどんな戦争になるか? 北朝鮮の軍はミサイル以外は陸海空とも全て使えないが、逆に言えば決して多くない軍事予算の大部分をミサイルだけにつぎ込んできたの…

理屈と膏薬はどこにでもくっつく諺は凄い

前回の「騎虎の将」著者、幡大介の作品には決まったフレーズが何回も出てくることがある。例えばこの本によく出てきた「剣呑」という言葉。他の人の小説ではあまり見かけないが、彼の著書「真田合戦記」にも、主人公の次郎三郎(後の真田幸綱)と従者の五郎丸…

失速する名将

先日、幡大介著「騎虎の将」を読了した。最近は「応仁の乱」がベストセラーになるように、とかく混沌とした室町時代の低レベルさがウケているきらいがあるが、こちらは混沌さを一掃する活躍を見せた太田道灌が主人公である。レビューでも高評なものが多いの…

欧米日VS露中北の違いは哲学の有無

先日、アメリカの高官が相次いで韓国を訪問し、GSOMIAを破棄すれば北朝鮮だけでなく中国やロシアを利することになると迫っていたが、この対立構図の大元はどこにあるのだろうか? 一見したところ、自由な選挙と経済が柱の欧米日と、そうではないロシアや中国…