草分け中

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2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

(鎌倉殿の13人) 義経ってあんなんか?

いくら義時が主役だからってそれはないだろう!と思った今回。 源義経の描き方だ。 奥州から弁慶や佐藤兄弟などの家来とともに真っ直ぐ鎌倉に向かったと思いきや、「富士の山に登ろうぞ!」と寄り道する。 しかもその際、卑怯なやり方で猟師らしき男を至近距…

(サイト比較) 各ブログや動画のバックにあるもの

昨日アップされた松田政策研究所の動画を先ほど見た。 緊急配信!『山口敬之さんに訊く。日本もこのままでは済まない!ウクライナ侵攻はなぜ起きた?プーチンの思惑とバイデン民主党の失政』ゲスト:ジャーナリスト 山口敬之氏 - YouTube ロシアは今回のよう…

(プーチンの判断ミス?) 西南戦争との共通点

プーチンに詳しい研究者の多くが、今回のウクライナ侵攻を決定したことを「よく分からない」という。 先ほどテレビでも、プーチンが昔とは「変わった」と特集していた。 そういえば昔の日本にも、誰もが首をかしげる戦争があった。 「西南戦争」である。 な…

(ヒュームとパース) 漫画家つげ義春や諸星大二郎との共通点

今日のニュースで、漫画家つげ義春が芸術院会員に選出されたことを知った。 つげ義春さん「自分なんかでよいのだろうか」 芸術院会員選出に驚き(朝日新聞デジタル) #Yahooニュース https://approach.yahoo.co.jp/r/QUyHCH?src=https://news.yahoo.co.jp/ar…

(Dr.ホワイト) 知識を補い合って正解を出す

取り急ぎ3点感想 【今回の“それ誤診です”】 前回は、まさかまさかの“狂犬病”だった。患者が海外でコウモリに噛まれ日本で発症した。今回それに匹敵するか気になって視ていると、海外製の家具を個人輸入した際に潜んでいた毒グモが原因、“期待(?)”を裏切らな…

(鎌倉殿の13人) 進撃の頼朝勢

取り急ぎ感想3点 【イケメンの広常】 今回のキーマン、上総介広常を演じたのはベテラン俳優、佐藤浩市。 先週記事の和田義盛はドラマも「漫画日本の歴史」のどちらとも、いかにも和田義盛な顔だったが、 同漫画に登場した上総介広常は読んだ当時から2万もの…

(ウクライナ) 44歳の大統領に勝算はあるのか?

日々、緊迫を強めるウクライナ情勢。 テレビやヤフー、動画などのニュースは多いが、そもそも基本的な事項、例えばウクライナとはどんな国か、ゼレンスキー大統領とはどんな人物か、等を押さえていないと、どうも頭の中でつながらない。 不勉強を恥じつつ今…

(凄く長い間隔…) パースの500年周期説より

本ブログは当初、第1回の「東京30年周期説」から始めて様々な周期説を紹介していた。 PC画面で見れば右側に列挙している通り。 しかし、前々回の記事で扱った19世紀アメリカの哲学者パースが唱えた周期説については、知ってて敢えて載せなかった。 まず間隔…

(鎌倉殿の13人) 命からがら

視聴後の感想4点 【和田義盛】 ・漫画日本史でもあんな感じの顔だった。 ・わざと似せてきたのか? 【上総介広常】 ・次回のキーマン ・漫画日本史では2万の軍勢で加勢に来た。 ・wikiでは1万、1千と諸説記載。どれを採るのか? 【梶原景時】 ・初登場時は大…

(哲学比較) 連合の3パターン

18世紀イギリスの哲学者、ヒュームが18歳の時に明らかにした3パターンの観念連合。 長らくウケなかったため「輪転機から死産した」と吐露するほどだったが、遠くドイツのカントを哲学に目覚めさせたり、経済学の父アダム・スミス、社会学の父コント、科学者…

(鎌倉殿の13人) 八重姫、石橋山の敗戦etc.

今回は源頼朝が敗れた「石橋山の合戦」を中心に描かれた。 あいにくの雨で三浦軍の合流が遅れ、まだ兵力が整わないところを大庭景親軍と伊藤祐親軍に挟み撃ちにされ、挙兵のキーマンだった北条宗時もラストで亡くなった。 八重姫に関する話が2つあり、1つ…

(デカルトで②) モーセと比較する

近代、理性、合理的・・・。 17世紀フランスの哲学者、ルネ・デカルトが明らかにした「考えるコギト(自我)」は、 人類を長きに渡って縛り続けていた宗教や伝統から“解放”した。 それを着想した瞬間は、合理主義者には少し似つかわしくない、“神秘的”ですらあ…

(デカルトで①) 禅の公案を考える

先週の記事でデカルトの二元論(精神と物体)を扱ったが、この事から禅で有名な公案を見直してみたい。 倩女離魂、那箇か是れ真底 (せいじょりこん、なこかこれしんてい) 「離魂記」の話から、優れた禅僧・五祖法演が「どちらの倩女が本物か?」と質問した公案…