草分け中

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2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧

小池都知事圧勝

真田丸が終わって選挙特番に変わった途端、小池百合子当選確実と出た。 終わってみれば圧勝だった。自民党も民進党も候補者選びの失敗と言えるが、岡田代表は人選の責任をとったのか9月の代表選には出ないことを表明。もはや過去の顔である。 増田候補は自民…

蔦監督とジダン 新哲学が旧たちを倒した実例

夏の高校野球シーズン テレビやラジオ、新聞も高校野球の記事が増えたが、むかし日本中が高校野球で盛り上がっていた時代を知っているだけに今が物足りなく思う向きは多い。 かつて四国徳島の片田舎にあった池田高校という学校が国内を席巻していたことがあ…

幸福な哲学者になる3つの条件

東洋オンラインに中島義道氏が、舛添要一の例を使って世間はいかに哲学を嫌っているかを書いていた。そんなこと改めて言われるまでもないが、逆に哲学史上わずかに垣間見える成功例の方を見るべきである。 中島氏に限らず失敗した哲学者はゴマンといる。しか…

ポケGOとテロ対策と芸能人

普段は静かな人けのない公園が、ポケモンGOのスポットになってるせいかスマホを見る人たちで大混雑していた。全国でそのような状況という。家に引きこもっていたゲーマーを外へ出すという目的なら達成している。アップルも感心していた。 うがった見方をする…

男の子の場合、名付けが真逆の効果を与える

これも自分の経験上の異説の1つだが、男の子の名前がどうも真逆の効果を与えているように感じる。 例えば強い子に育ってほしいと「強」(つよし)と名付けても、強そうな男の子はいない。むしろ比較的弱そうだった。強さとは関係ない「学」(まなぶ)という…

長期安定政府ができる4段階の法則

「世界政府」という言葉で検索すると何個か出てくる。世界政府の樹立を目指し頑張っている人は国内外に昔からいるようだ。しかし、その活動の成果は現状では分かりにくい。ニュースでは今日もドイツで銃乱射事件があるなど各地で紛争が起きており、多くの人…

本格的な世界政府がスタートする、、のでは?

トランプ氏が表明しているTPP離脱問題。 以前からここでも書いている通り、TPPの背後にはオバマ大統領がいた。あまり目立たないようにしているせいかそう思わない人が多いが、TPPはオバマだからこその政策である。本人の生まれからして混血児でハワイを中心…

スターウォーズ最新作が受け継ぐべきこと

映画「スターウォーズ」最新8作目の話題が小出しに出てくる。 そういえば、1970年代に出た1作目が大ヒットした背景には、宇宙がまだ不明な点が多い領域だったことも挙げられよう。 宇宙の果ての星の砂漠地帯に隠れ住む主人公をジェダイの騎士が密かに鍛え、…

秀次の悲劇と今後に期待できる条件

先日切腹した「真田丸」の豊臣秀次が話題だ。 尾張の百姓の家に生まれながら、天下人になった叔父の秀吉から後継者を期待されて関白に据えられたものの、甥に秀頼が生まれたことから板挟みとなって悩んだ挙げ句、バックれて自決してしまう。 荒くれ戦国大名…

植物の成長からたとえる世界中で発症するテロ

ニースのテロを書こうとしたらトルコでクーデター騒ぎが起きる等、時事ネタは書きにくい日々だ。 ここで日常の喧騒から離れて哲学の高みに上がると、ヘーゲルの「精神現象学」の1節を思い出した。彼は一般に「正ー反ー合」で知られるものの、一方で著書の中…

三谷の女性キャラの使い方

昨夜の真田丸。 真田家の話なのに豊臣秀次が転落する経緯をなぜ詳しく描くかというと、その娘が後に信繁の側室になるからだろう。昨日は同じく後に側室になるきりと対面していた。正妻になる予定の大谷吉継の娘は、前回は初登場で出たものの今回は出番はなか…

信長は自ら死を招いたのか?

昨夜の「世界ふしぎ発見」は、本能寺の変ミステリー。 実は明智光秀は織田信長から密命を受けていて、6月4日に堺観光中の家康一行を京都へ招いたところを明智軍が襲うはずだったが、家康を油断させるために少人数で本能寺に泊まっていた信長を、家康と組んだ…

中世の暗黒時代と平成のブラック企業

「ブラック企業」や「黒歴史」のように黒色をマイナスな意味で使う表現は多い。 古くは「長い中世の暗黒時代」というように使ったりする。そこで中世と現代の黒の共通点を挙げてみたい。 まず、中世キリスト教のスコラ哲学には原因と結果の関係が全然科学的…

自分が主役でないといけない人(秀吉)

先日の「真田丸」では、天下人秀吉が肥前名護屋城で「大仮装大会」を思いついて開催する話があった。 以前、ジャンプの「花の慶次」にもこの仮装大会の話題があり、秀吉が瓜売りをしたことも家康があじか売りに扮したことも史実なのだろう。そして結局は秀吉…

妬む感情と原理主義者

グーグルアースを使って、今回襲撃が起きたダッカのレストランや、パリのバタクラン劇場などを見た。いずれも都市の中心部から少し離れたところにある、警備の手薄な場所とは言える。 ダッカの場合、周辺をなぞっていくとやはり貧民街のような感じのものがあ…

ダッカを戦争の始まりと見る向きがあるが・・

バングラデシュ人は本来温厚と言われている。国旗は日本に似せて、日本の良いところをリスペクトしている。そんな国の首都ダッカで、外国人を多数人質にとり、コーランを暗誦させて言えない人を殺害するという事件が起こった。 このニュースに対し、佐藤優や…

外来種による害から守る新哲学

新しい哲学か何か、国家哲学みたいなものを考えるには、人によって様々な入口があるとは思うが、1980年代から今も続く新自由主義を超克しなければならないことは確かだ。 そのためにはイギリス経験論哲学まで遡る必要性をこれまで論じてきた。 具体的には18…