草分け中

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2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

思考:日本神話の老人の姿をした哲学の神

思考という機能も大脳の中の新皮質にある。人間が他の生物よりも前頭葉が発達していることから分かりやすい話だが、前頭葉の中ではどうなっているのだろうか? 18世紀イギリスの哲学者ヒュームによる「単純観念が複合観念に変わる」観念連合という考え方の通…

感覚:教育が重視すべきシックスセンス

感覚心機能は、大脳新皮質の関与の1つである。 見て、興味を持つ状態に大脳新皮質が関われば、そのモノがナニモノか認知する状態になる。 動いて、より良く動こうとする状態に大脳新皮質が関われば、方法を修め秩序立てて一人前に動く状態になる。 感覚、い…

直感:まず全体を知って部分を見よう

「群盲像を撫でる」という諺で思い出すのは、諸学問が各々この諺の通り像の耳や鼻や牙、背を個別に撫で、撫でた結果から直感して「像とは○○である」と主張している様である。 果たして像とは、細長くうねる動物か、それとも平べったくパタパタとする生物か、…

反応:我(が)を通す人は実はただの反射行動である

7つの心機能の最初は反応心機能である。視覚や聴覚、運動、代謝、呼吸、消化、遺伝、免疫などの脳から神経、器官機能全般を指す。 反射もその1つで、いわゆる反射神経が良い、鈍いと表現したり、犬に芸を覚えさせるための餌付けも反応行為の1つである。 …

状態の乱れと対処法

ここまで3つに分けて状態の変化に隠れる法則を見てきた。3つともオーソドックスな流れを順序と対称性に注意してまとめたものだが、実際には状態が乱れる例が多い。 未成年全般に言えるし、成人の中にも週刊誌が報じた安倍昭恵の多種多様の交流ぶりは状態が…

他者との状態(動画で自説を書いてみた3)

次は、“社会学の父”コントを参考に他者との状態の変化を追う。 これも前々回、前回と同様に7つの心機能が関与する。 まずは見知らぬ人といる自由段階を基に遭遇し、危機を感じ各々なりの感覚で防衛する。 次に、前もって防ごうと対策を講じ、予防する状態が…