草分け中

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2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

(麒麟がくる) 光秀のようなメタ思考を待望

今年の大河ドラマ「麒麟がくる」。なかなか好調のようだ。第2回は最後の毒殺シーンばかり「まるで伊右衛門」「確かに蝮」などと話題になっているが、この回の大半を占める合戦シーンにも少々驚くものがあった。 時代劇すらほとんどない近年、歴史を扱う大河…

(麒麟がくる) やっぱり必要なのは賢い人

今年の大河ドラマ「麒麟がくる」。初回視聴率は19%代とまずまずだった。色彩鮮やかとか大河の王道といった記事が目立つし、昨年のように場面が落語とスポーツでコロコロ変わらないので、お年寄りたちも安心して見ていられるだろう。 主人公の明智光秀という…

明智光秀は何故つまらないのか?

先日、明智光秀ゆかりの福知山城に行った。日本中いろんな城に行ったが、この城はなかなか行く気にならず、今年の大河ドラマ「麒麟が来る」関連でようやく重い腰を上げた次第だ。当時の面影といえば野面積みの石垣ぐらいで、コンクリート製の天守閣の中に展…

再始動いまだ成らず

再びギアをかけようにもかからない状況の一例である。 元々日本の総人口の大部分は農民が占めていたが、戦後の急速な工業化とともに元農民の内陸部の子供たちが沿岸部の工業コンビナート一帯へ大移動し、鉄工業や自動車、家電産業などに従事した。読者の父親…

脱出の日本史

正月早々、カルロス・ゴーンの日本脱出が大きな話題になっている。そこで、歴史の中の脱出劇を振り返ってみると、脱出される側がいかにブザマかが浮き彫りになってきた。 まずは鎌倉時代末期に倒幕を掲げたために捕縛された後醍醐天皇を挙げたい。京都では女…

再々東京30年周期説

中国の企業がIR関連で日本の国会議員5人に現金を渡した記事が正月早々飛び込んだ。秋元議員だけではない。元々日本にもカジノをという議員連盟は自民党だけでなく小沢一郎をはじめ野党議員の名も多かったので、本気で捜査したらいったい何十人に上ることかと…