草分け中

試論や試案のサブサイト。メインは「状態の秘法」合知篇(深く)鼎道篇(広く)等

2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

(青天) 栄一と歳三

渋澤栄一が新撰組と会っていたことは前から知っていたが、このドラマでは土方歳三と同郷と知って打ち解け、何らかのプラスの刺激となるように組まれてあった。 実際、当時の一橋家は慶喜が徳川宗家を継ぐ時でかなりゴタゴタしており、栄一も平常ではいられず…

(青天) 日本資本主義の祖父は慶喜かも?

小学校6年の社会科は日本史だが、授業の時に担任が私に尋ねた。 「徳川将軍15代の中で一番頭が良かった人は誰ですか?」 少し考えると、初代将軍の家康は当然非凡だが、2代将軍秀忠から凡人が続き、8代吉宗で少し良くなる。あとは5代綱吉と15代慶喜ぐらいか…

事態を前に進められる人

宮内庁長官を務めて評価が高かった故藤森昭一のウィキペディアからのコピペである。 >伊勢湾台風の時は三重県庁総務部長として大災害救援活動に奔走した。 >1975年6月16日、佐藤栄作元総理の国民葬が日本武道館で行われた時、待機していた三木武夫総理に右…

(青天を衝け) 学と金と人のバランス

今回は結構面白かった。 まず冒頭で、武田耕雲斎と藤田小四郎が率いる水戸天狗党が北陸で壊滅し、尊皇攘夷運動が一つの区切りを迎える。 後半で栄一は天狗党の失敗を理念だけで資金が乏しかった点を指摘し、後の経済家としての顔が芽生えてきたところを見せ…

仁徳天皇 vs 小室圭&眞子、竹中平蔵

今回もウィキペディアのコピペから始める。天皇126代の中でも随一と称えたい仁徳天皇の有名な事績である。 >即位4年、天皇が高い山から国を見渡すと、どの家にも煙が昇っていなかった。これにより民衆が炊事もできないほど貧しいことを知った。そこで以後三…

傍若無人な乱暴者は最終的には処罰される

ウィキペディアの「天の岩戸」をコピペしたが、最も着目したいことは一番最後の部分である。 >誓約で身の潔白を証明した建速須佐之男命は、高天原で、勝ちに任せて田の畔を壊して溝を埋めたり、御殿に糞を撒き散らしたりして乱暴を働いた。だが、天照大御神…

ミネルヴァの梟は黄昏に飛び立ち、天の岩戸で夜明けを迎える

19世紀ドイツの哲学者ヘーゲルが主著「精神現象学」の序文で述べた一節、「ミネルヴァの梟は迫り来る黄昏に飛び立つ」。 ギリシャ神話に登場する知恵の女神アテナ(ローマ名ミネルヴァ)の肩にとまっている梟は、昼から夜に変わる黄昏時に飛び立つという話から…