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(青天) 栄一と歳三

  渋澤栄一新撰組と会っていたことは前から知っていたが、このドラマでは土方歳三と同郷と知って打ち解け、何らかのプラスの刺激となるように組まれてあった。

 

  実際、当時の一橋家は慶喜が徳川宗家を継ぐ時でかなりゴタゴタしており、栄一も平常ではいられず、嫌いだった幕吏に進むか、郷里に帰って妻子と暮らすか悩んでいただろう。土方は武州の元百姓の先輩として1人のプロとして名を成すことを示した。

 

  このあと栄一が経済のプロとして道を極めることになるきっかけの1つにはなったと思う。

 

  今日は戦国時代の"おかしれえ男"藤堂高虎を知りたくなって小説など読んでいた。80石取りでスタートして、自分を頼りにする主君(豊臣秀長)と出会い、築城家としても有名になり、最後は徳川将軍家に頼りにされるまでに至った。どこか栄一とも似ているが、まだ最後まで読みきってないのでここまでにしておく。