草分け中

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2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧

オモテの戦いとウラの戦い

戦いには、表面上のものと裏側のものとがある。 表面上の戦いは、見聞きでき、力や距離、数、ワザなどで勝負が決まる。野球も戦争も人事争い(選挙戦)も表面上の経過や結果はよく報道される。 一方、裏側の戦いは見聞きできない。勝利の女神や運不運などの…

集団としての強さ

「戦う集団」という言葉がある通り、全員が一致してコトに当たる集団はその人数以上の力を発揮するものである。 逆の言葉は「戦わない集団」、または「戦う人もいれば戦わない人もいる集団」。前者は敵が攻めてくれば敗北につながり、攻める気が特に強くなけ…

ある意味、闇から始まるウルトラマンジード

別にウルトラシリーズを見ている訳ではないが、7月8日から始まる「ウルトラマンジード」は注目度が高いようで、もうすぐ終わるオーブの最終回がどうでも良いほどだ。 シリーズ史上最大の悪役であるウルトラマンベリアルの息子がジード。そのため目が悪役っぽ…

矛盾から闇落ちする昨今のドラマ

いくつかの人気ドラマから共通点を考えたい。 「CRISIS」の最終回は、特捜班が国家に絶望した挙げ句闇側と各々手を組み始め、テレビに「緊急ニュースです」と映し出すところで終わる衝撃?の展開だった。視聴者は続編を期待するも主役たちがテロを行うところ…

タラレバーやっと購入

先月「業務スーパー おすすめ」で見た第1位の「タラの燻製レバー缶詰」。 なんでもあん肝に勝るとも劣らぬ味で、ポン酢と絡めると最高の酒の肴になるとか。 昨日、沿線に業務スーパーを見つけたので思い出し、入って店員に聞いたところ、缶詰売場を確認して…

間違った権力が在ると正義が見えてくる

いわば暗闇と小さな灯火のような関係か。 横暴な権力者が支配する国、会社、支店、学校などを暗闇とすると、そこに居る多くの人は暗闇に気分が滅入り、言動も不正がまかり通る。 そんな中で正義を説く人や本、実践する人は、暗闇の中に灯る小さな火のような…

(母になる)スペシャル版のストーリーを予想

最終回。門倉は奥能登の旅館を解雇された。 間に合った柏崎オートからの手紙で東京へ。広が怪我した級友を助けてゴールするところを見る。そして生みの親と育ての親と2人きりで話して別れた。広は木野に幸せになることが誘拐犯への復讐と言う。冒頭のフラれ…

(あなそれ)バツ3の院長は喫茶店で何をしたのか?

たまたま視てしまった今日の「あなたのことはそれほど」。 毎回視ている人には、小田原のホモ疑惑が解明したことや美都の別居などいろいろ楽しめた回だったのだろう。 私は俳優としての東出と波瑠は高く評価しており、最近の東出の司馬遼太郎に関する各感想…

(人相)井上公造、蓮舫、そして・・、

テレビに出てくる人の中で、「あの顔(顔つき)が嫌い」とコメされる人を3人あげたい。 1人は芸能リポーターの井上公造。最近はイニシャルでもったいぶって「大物芸能人が離婚しそうだ」と言うものの、誰もがイニシャルが誰かよりも井上そのものを顔つきの…

(直虎)愛知県新城市が二度でた

今日のタイトルは「盗賊は二度、仏を盗む」。 終わった後、いつもの解説に出てきた地名は愛知県新城市。しんじょうではなく、しんしろと読む。 その後、ニュース番組に移り1番目は東名高速で起きた乗用車がバスに突っ込んできた事故。バスの運転手が初めて…

(直虎)架空の龍雲丸のモデル

大河ドラマ好きは最近の直虎をどう見てるのだろうか? 確かに途中までは知らない史実が出てきていた。直親の娘、高瀬姫も実在していたし、瀬戸方久という商人上がりの家臣も調べると本当にいて、ムロツヨシの演技も非常に良い。 ところが、龍雲党の頭、龍雲…

堀江氏の「多動力」に通じる教育法

堀江氏の「多動力」という本が売れているという記事があった。記事のコメントには賛否両論あり、どの書き込みも面白かったものの、ここでは次の考え方にのみ触れてみたい。曰く、 「僕は80点を取れるようになるとあっさり飽きてしまうことが多い。ある程度ハ…

正反合の「合」は観念連合の「合」か

19世紀哲学界の巨星ヘーゲルは、世界が弁証法的運動(正―反―合)で発展すると説いた。その後の世界は確かに、技術が進んで平和も進み、理性が実現していると言えなくもない。環境破壊やテロ、いじめ等の問題は「反」としてあれど、いずれ理性はそれをも克服…

やせたソクラテスになるな

哲学者たちの言葉の多くが、20年経った今では額面通り受け取れなくなる。 「神は死んだ、これからは超人だ」に対して「超人も死んだ、凡人でいい」 「語り得ぬものには沈黙しなくてはならない」に対して「沈黙しなくたっていい、賑やかで楽しい」 今回は「太…

語り得ぬものについて沈黙してはならない

もしウィトゲンシュタインが車の助手席に座っていたら・・。 長時間のドライブで眠気を催してきたら、助手席に向かって「何でもいいから喋れ」と言うものだが、あいにく彼は主著「論理哲学論考」の末尾にて「語り得ぬものについて沈黙しなければならない」と…

(前節の)あとがき

昔話「桃太郎」の桃が妊婦だったのではという説は以前からある。現実的な考えだと思う。 ではなぜ桃太郎が村を出なければならなかったのか? 現実的に考えてたった1人で出掛けることには違和感を感じた。鬼たちが村に悪さをするなら、村人と協力して迎え撃つ…

三太郎異聞

昔々、ある村で悪い噂が広がった。 悪い噂をまかれた「彼」は、その村にいたたまれなくなった。 「彼」はいま祖父と祖母の3人で暮らしているが、実の母は自分が生まれる前に川で溺れてしまった。祖父は山へ柴刈りに行っていた。川で洗濯中の祖母はなんとか助…

(女性宮家)新ルールをつくりたがる愚か者たち

「自分がルールをつくりたい」「そのルールを破った誰かを罰したい」という欲望も実在する。 子供たちで遊ぶ場合もよくそんなセリフがある。大人になると分別があれば言わなくなる。国内のルールをつくるのは国民に選ばれた議員、社内のルールをつくるのは社…