歴史の循環は、横軸に制度期と改革期、縦軸には変革期と文化期があり、変革期→制度期→文化期→改革期と4つの季節を繰り返す。
この中で、最も難しく激しい時期は変革期である。実際、現代という時代も改革期をとうに終えているのに変革期を進ませることができていない。
ではどうやって変革期は推移するのか? 過去を例にとると、たいていの場合5タイプの英雄が出てくることで5段階のステップを踏んでいる。まず大化の改新について。
蘇我入鹿が皇室をないがしろにして専横していることに腹を立てた中大兄皇子がクーデターを起こした。それが図の独立型と破壊型である。この時期は遣唐使が活躍しているので創造型を小野妹子とした。そして中大兄に協力した中臣鎌足(藤原鎌足)を協調型として、最後に壬申の乱で勝利した大海人皇子(天武天皇)を完成型とした。
主サイト「タイバネティックスの講義録」の第1講に出てくる岸田秀の「対立→逆転→移行→統合」にも則るし、何より主サイトの「zdbpy」にも合致する。
次に、平安時代の場合は道鏡がz、和気清麻呂がdかbになるがここでは割愛する。
鎌倉時代の完成の場合は次の通り。
室町時代の完成
江戸時代の完成
明治時代の完成
現代の完成の場合
三木武吉は鳩山一郎の軍師。自由党と民主党とを結ばせたことで知られる。