草分け中

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2016-01-01から1年間の記事一覧

SMAP解散による効果と影響

SMAPが本日で解散という記事があった。 来年、早いうちに元メンバーの誰かが結婚というニュースを見たいものだ。 SMAPが木村以外、お金持ちで人気があって40歳を過ぎても結婚していないことは、全国の未婚者にとっては強力な慰めになっていた。「SMAPだって…

電通のパワハラを考える

イベントの準備という仕事はどうしても定時には帰れないものだ。 定時で帰ることを優先して準備を疎かにしてしまえば、本番のイベントがうまくいくはずがない。それでも所定時間内の労働にこだわるなら、イベントそのものを社会は減らすかレベルを下げるべき…

対策を誤るのは何故か?

時々哲学の話を書く。 18世紀イギリスの哲学者ヒュームは、「原因と結果の関係は絶対ではない」と看破した。煙を見たら火が原因と思うものだが、実際はドライアイスかもしれない。 そして宗教は悪いことの原因を司祭が悪魔のせいと固定する。 ヒュームの看破…

アイカツスターズ≡魁!!男塾

娘達が毎週見ている「アイカツスターズ」。 アイドル(活動)を養成する学校を舞台に主人公は1年生。3年生に「S4」なるトップクラスのアイドルグループがいる。今週は1年生も4名でユニットを組んで歌っていた。そして2年生では白銀リリィが目立つ。 と、ここ…

ゴチのからくり

年末恒例のクビ決定バトル。柳葉は既定路線だったのではないか。 元は欽ちゃん周辺にいたとはいえ、本職がバラエティでないからもはや引き出しがなくなって今年は苦しい出演を強いられていたように見えた。 秋田からの通いも苦痛になってきたろう。テレビ局…

トランプ失政後は期待してよい

トランプ氏は歴史上のどの人物に当たるのか? プロの政治家ではなく、大衆の不満を背にのしあがった例といえば、中国の陳勝を思い出す。 陳勝は勢いに任せて反乱軍の王になったが、所詮は小物で秦の精鋭に敗れ味方に刺された。 その後、時代は項羽と劉邦の対…

(逃げ恥)やはり真田丸より上!

いや驚いた。 最終回冒頭で出た「真田丸」のパロディ。 大いに笑えた。うまい。うま過ぎる。(実況中) 一方、真田丸の幸村ときりのキスは堺と長澤による提案とあり、大騒ぎになった逃げ恥のキスシーンへの対抗心からかもしれないが正直スベっていた。 と、…

〈真田丸〉 良策が通らないミスの繰り返し

「真田丸」最終回。 寺で休憩中の幸村を斬ったとされる西尾仁左衛門はついに出て来なかった。幸村と西尾が戦ったのか、幸村が「手柄にせよ」と言って切腹したのか諸説分かれているのは知っているが、ここでも「真田丸」は、諸説分かれていることをいいことに…

プーチンは強いものの

プーチン大統領が帰国した。 メディアがどう取り繕おうとも、ネット上では安倍首相は功を焦って失敗したと見る向きが多い。「商品は手にできないのにローンだけが増えたみたい」と喩えられた。 声を掛けられないほど落胆していたとも。 プーチンは40代でエリ…

写真週刊誌の腑に落ちないトコロ

FRIDAYが批判されている。 真っ先に声を上げたのは松本人志で、もし成宮がシロだったら廃刊どころではないと発言した。その後FAXによる本人の引退宣言で世の中の形勢はいっきに成宮有利に変わった。 FRIDAYは何がいけなかったのか? いや普段から何かがいけ…

真田丸と逃げ恥のキスシーン

昨夜放送された真田丸の題名は「前夜」。 又兵衛や重成の死やら、妻子を政宗の陣に送ったり室賀の息子が出てきたりいろいろな話が盛り込まれたが、タイトル通り決戦前夜の幸村ときりの話が中心と言いたいのだろうか? そうなるとますますこの大河は真田氏の…

成宮事件の結末から

俳優の成宮寛貴が引退を発表した。 結局、FRIDAYの報道は本当かどうか、本人や事務所は否定し、一部ネット上では菓子の袋が映っているからその粉だとか言われる中での引退。 どうしても「相棒」の衝撃的な結末から本人がどう否定しようと実はクロだったとい…

逃げ恥が少子化を解決するか2

「逃げるは恥だが役に立つ」のみ好調な今期ドラマ。 作品自体の良さ、俳優女優の適材適所もあるが、非常に時代にマッチした脚本と思う。 この時代の一番の問題は何か? 少子化に尽きる。 少子化から人手不足に陥り、企業が立ち行かなくなっている。 まずやる…

無駄な演出を抑えた真田丸

今日の「引鉄(ひきがね)」は夏の陣への経過の描写に徹していた。 主なポイントとして、 ・佐助による暗殺失敗は、今までの作品でも描かれていた話。 ・有楽斎が正体がバレて大坂城を去る話もほぼ本当。 ・それに伴い大蔵卿の権力低下も事実。 ・大野治房の兄…

まずは情報共有

仕事の進め方について哲学と絡めて思うところを書く。 上の人たちなど情報を一部だけ独占し、配信も掲示もせず口頭のみで済ますやり方を見掛ける。部下たちとの間に情報上の差が生じる。それでいい仕事をしろと言ってもできない。 この方式は中世までのキリ…

アニメ版「本社vs地方」

機動戦士ガンダムにおける「地球vsコロニー」の構図は、そのまま「本社vs地方」に当てはまる。 「会社が地方に支社(支店)を出して四半世紀が経ったところで、本社による地方への圧迫からジオン独立戦争を起こす」となる。 見方をもう少し変えれば江戸時代に…

モンゴリアン レジェンド

今日は「逃げ恥」の日だが別に感想はない。 出張で新幹線に乗る際、ツタヤで借りたDVDをノートPCで見ている。 今朝は反町主演のチンギスハンを描いた「蒼き狼」を見た。「つまらない」というレビューが多く、興業的にも30億円の製作費をかけて13億円しか売上…

(真田丸) 惣堀と総堀の逸話が出なかった

NHK大河ドラマには悪い癖がある。 主人公がいろいろ提案して時代を動かしたシーンを無理やり設けるところだ。 例えば上野樹里演じる江(ごう)が秀吉や家康に提案したり、井上真央演じる文(ふみ)が長州藩に山口城の図面を開いて戦術を提案したり。 今回は、堺…

逃げ恥は演出過剰ではない

昨夜は急接近がもつれて終わった。 前にも書いたがあんな男はいない。同居して好意が増してそれでも拒絶する超草食男。 しかし、女子漫画的に売れるためという計算があるとは言え、作者は実は「行き当たりばったり」で描いているとか。つまり、津崎と森崎と…

草刈正雄が最も売れた真田丸

実はまだ真田丸「砲弾」を見ていない。 録画を週末みる予定だが、あらすじ感想ブログを先ほど見てしまった。前回の大勝利とは打って変わって「悲劇のはじまり」、といったところだろうか。 自分としては夏の陣で家康本陣に突入し「真田日本一のつわもの」(b…

李陵とダンスオブウルブズ

前節の武帝の時代に酷い目にあった1人が李陵。 前線で苦戦する匈奴討伐軍に後続する援軍を率い、6倍の敵を破り勝利を報告する部下を武帝に遣わす。しかし矢尽き刀折れ捕虜となる。匈奴の王は李陵を気に入り味方にしようとするが頑なに断る。李陵は断っている…

武帝の巫蠱(ふこ)騒ぎは現代の何と重なるか?

中国、漢の全盛期の皇帝「武帝」。その治世の後半はまさに悪政と言えた。ウィキペディアより引用。参考まで。 -----しかし、全盛は退廃への第一歩でもある。華々しい外征の成果と強大な権力は、彼に過大な自信と、絶対的な権威が脅かされる不安の両方をもた…

(逃げ恥)性格の良い男女への応援度が視聴率に現れている

「逃げるは恥だが役に立つ」 6話も絶賛の嵐である。 現在視聴率が良いのは他に仕事系のドラマ(ドクターXやコーエツ)で、ラブコメの分野ではこれが代表格になっている。 そうなると、今後は恋愛ドラマの制作にも昔のようなパターンは厳しくなるのではないか…

(真田丸)疑惑の完封劇

どの感想も見事とのコメントが多い本日の真田丸。 確かに合戦シーンは屋外での撮影が多く、見応えがあった。 しかし違和感を感じる部分がいつもより多かったのも確か。例えば、 ・豊臣秀頼が総大将として城外に出たいと言うセリフ。 ・それを幸村が総大将は…

アメリカのダイナミズム

今日は真田丸を視聴後に書くはずだが、トランプ大統領に関してもう1つ。 日本よりマシだなあと思うのは、結局アメリカは絶えず良くなろうと行動に移していることだ。ブッシュに失望したらオバマ、オバマに失望したらトランプというように。 悪い状況に我慢…

トランプ当選はアメリカンドリーム?

アメリカ大統領はトランプ氏が確実とAP通信が伝えた。 今夏に「大間違いのアメリカ合衆国」を刊行した倉山満氏は巻末でトランプ当選を予言していた。さすが今のアメリカを知り過去の歴代大統領を詳しく分析した者は違う。(ちなみに氏の各大統領への評価はほ…

(真田丸)“又兵衛”にも軍を率いらせたい

「主役」と「豪傑」の組み合わせは歴史上よく見掛ける。 劉邦と樊噲(はんかい)、劉備と張飛、「蒼天航路」では曹操と許褚(きょちょ)もこんな感じだった。義経と弁慶、藤吉郎秀吉と蜂須賀小六、その延長線上に、猿飛佐助と三好清海入道がある。 しかし、佐助…

朴槿恵のような実力不足が大統領になるのは何故?

支持率が5%を割る勢いである。 一部地域では0%との記事もあった。韓国という国自体、激情型の国民が多く、まだまだ激しくなりそうな勢いである。 もちろん、友人?の胡散臭い素人に朴槿恵が操られていたことも良くないが、この国の大統領がほとんど悲惨な末路…

逃げ恥4話を境に少子化が変わるか?

昨夜の4話について。 「逃げるは恥だが役に立つ」における星野源が演じる津崎平匡というキャラは、「プロの独身」を自負する通り昨今多いタイプの男性である。自身が平穏であることを第一に考えるため週に一度だけ清掃人を雇っていた。 そこへ、これまた昨今…

「桶狭間」から始まり「大坂の陣」で終わるストーリー

今日の「真田丸」。 家康は片桐且元を陣に招いた。豊臣を追放されてしまった決して有能とは言えないこの男を徳川家中の誰が相手にするのか。家康だけは利用価値を知っていた。 今回は大坂城の兵糧の件をうまくおだてて聞き出したが、後々さらに冬の陣を決着…