草分け中

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2016-01-01から1年間の記事一覧

世界の2大対立(米英日vs露中北)

米英日と露中北とが相容れないのは何故か? 米ソ冷戦構造は1989年に終わったとされているが、今もロシアと中国は仲が良く、アメリカとイギリスは仲が良い。イギリスは元々ユーロではなく独自通貨のポンドだったが、今年EUから離脱した。日本もアメリカべった…

経済大国を目指さなくなった日本

大蔵省を財務省に名前を変えた人は故・橋本総理だった。 21世紀は省庁再編で始まったが、その再編議論をしていた後半に橋本氏の「省名は財務省がいいのではないか」の一声で決まった。今では誰も触れない話ではある。 大蔵省に抵抗はなかったか? 国の予算を…

人手不足と孤独死とニート対策

今日①と②の記事を同時に読み、合点がいかないので先日の③の記事を思い出して合わせてみた。 ①財務省は25日、全国の企業を対象に実施した人手不足に関する聞き取り調査の結果を発表した。 人手不足を感じていると答えた企業は全体の63.2%に上り、約3社に2社…

幸村に毛皮は似合わない

昨日の真田丸「味方」。 幸村は九度山を出て大坂城に入ってもまだ毛皮の羽織を着ている。 おそらく父譲りの物で、これを着ることで軍略に長けた父とのつながりを周囲にも視聴者に対しても表現しているのだろう。 しかし、草刈演じる昌幸には似合っても、堺の…

小池都知事の「食の安全」でTPPも終わった?

前回の記事の通り、ヒラリー大統領がオバマ方式に終止符を打つ存在と考えた場合、小池都知事がやっている事の方にも見えてくるものがある。 元は東京ガスの工場があったためガスを精製する過程で多数の有害物質が出て来る豊洲市場の土地に、あるべき盛り土が…

ヒラリーから特にビジョンを聞かない理由

ヒラリー・クリントンは年齢的に今回が最後の大統領選になる。 勝つためにどうしたら良いか? 女性ゆえに、ヒラリーを支持する層よりも支持しない層の方が確実に多い中、後者(ヒラリーを支持しない層)が支持する候補を強力な個性を持つ人物に集約させて他候…

国民1人1人に必ず大金が巡ってくる制度ってどうか?

18歳から68歳までの50年の間に、国民の1人1人に必ず1回50万円がもらえる制度を考えてみた。(大金ではないが財政の問題もあるので) 通称「5050」。 いつもらえるかは、国家のスーパーコンピューターに決められており、国民には分からないし、公表もされない…

いかにも女子漫画の「逃げ恥」 面白いけど

「逃げるは恥だが役に立つ」 なんとも混乱させるドラマだ。 何が狙いか分からないが、作者によると行き当たりばったりだという。言いたいことがあるのかないのか。あ、少しわかった。後述する。 とりあえず30代の男性は、草食系といえども津崎のような人はい…

スカッとしない「真田丸」

真田幸村が九度山村を脱出して大坂城に入城した。 城内にはアクの強そうな浪人たちが多数ひしめいている。哀川翔の後藤又兵衛役も悪くはないが又兵衛というと漫画でも髭面が多い。 豊臣秀頼の乳母の息子というだけで大坂城の幹部となった無能の大野治長も俳…

安倍総理の功績は「働き方改革」になるかもしれない

昨日、大手広告代理店「電通」に労働基準監督署の「かとく」が入った。この部署は過重労働の撲滅を目的としているため、読売新聞によると労基の本気が伺われるという。 13時に始まってすぐの13時5分にNHKが報道したため、ネット民の多くが抜き打ちではなく事…

ノーベル賞受賞者の基礎研究の話は理科系に限らない

今日のニュースで「ノーベル賞に決まった大隅良典さんが喜びの反面で訴えたかったこと」という記事があった。 「『役に立つ』という言葉が、数年後に事業化できることと同義語になっていることに問題がある。本当に役に立つことは、10年後、20年後、あるいは…

(真田丸「幸村」) 家康の狩りが始まった

昨夜の「真田丸」。ちょっと戊辰戦争を思い出した。 三谷幸喜が脚本を担当した前回の大河「新撰組」でも、秋口から江戸幕府や新撰組が崩壊へ向かう。戦国と幕末の違いはあれ、栄華から悲哀への流れは似ている。 戊辰戦争の皮切りは上野寛永寺に立て籠もった…

来年のベッキーはやっぱり

最近、ワイドナショーやファッションショー、ユニクロの広告などで徐々にベッキーが復帰している。 アンチからの反対の声が多く上がっていると聞くが、アンチでなくともこの復帰には普通にあるものが欠けておりおかしいと思う。 そのあるものとはを述べる前…

都政は女性教師と悪ガキたちの構図

夕刊フジの一面には、小池都知事と石原元都知事の顔写真。 久々に買ってみるとゲンダイのように140円に値上げしていた。高すぎると思うがどちらも売れないからだろう。フジは右寄りといちおう言われるがタブロイド性を前面に出している。 したがって具体性に…

稲田朋美は防衛相に不適なのか?

日刊ゲンダイを久々に買うと、一面で稲田防衛相の資質を激しく攻撃していた。 民進党の前原議員からは過去の発言との食い違いをつつかれ、辻本議員からは終戦記念日に海外の自衛隊の視察を名目に日本を離れていたことを攻められて涙ぐみ、本人の資質だけでな…

今日の真田丸「歳月」に欠けているもの

今回の「真田丸」は、赤い甲冑を着けた幸村を最後に視れたことが良かった。 大坂の陣では大軍を翻弄した砦戦や家康本陣への突入で名を馳せた幸村も、まだ今日の段階では妻・春の顔色をうかがう農夫に過ぎない。 その間、兄信之をはじめ多くの大名は領国の治…

川谷絵音:カビ = ウニ:クリ

川谷絵音と交際報道のあった19歳女性が未成年飲酒でタレント生命を終えた。 掲示板には、同じく終了したベッキーや元妻といい「ゲスノート」なる呼び名もあった。言い得て妙である。 もっと興味深いのは、これだけ世間の多くからバッシングを浴びているのに…

30年ぶりの大疑獄事件になるか?

小池都知事が「疑惑の真相を明らかにすることは義務」と所信表明した。 今後しばらくは、豊洲移転やオリンピックに関する道路や建物の建設をめぐって厳しい捜査や報道が続くことだろう。かつてのリクルート事件では大物政治家の竹下登や金丸信にまで及んだ。…

あれ(秀頼)は本当に太閤の子か?

先日の「真田丸」では、豊臣秀頼が颯爽と登場した。 他の感想ブログでは、一見してハッとするような格好いい秀頼を置くことによって、家康に豊臣潰しを決意させ、信繁に秀頼へ臣従させる設定とあった。 しかし、この大河では一方で茶々のイケメン小姓への色…

真田昌幸と橋下徹

本日の真田丸。九度山で昌幸が亡くなった。 二度も徳川に勝ちながら九度山に蟄居。返り咲きを夢見つつ赦免されず、愚痴り続けた。放映後、スマホをとると また橋下徹がツィートしていた。豊洲の水はきれいだとか飲めるとか、豊洲は問題ない、いずれ無かった…

ルイスの転換後の教育

結局、どう人を活かすかに掛かっている。 前々回で「衣の先生、食の先生、住の先生」を上梓したが、こうした技術や知識、経験を継承しないまま亡くなる先生になるべき人は多く、もったいない。一方、次世代の多くも、教育学部出身のはじめから教職に就きたい…

豊洲の騒ぎの夢のあと

東京湾岸に何をつくるか? 1980年代から続く話だ。 鈴木俊一都知事は「都市博」をやると言い、次の知事選で中止を訴えた二院クラブ参院議員の元タレント、青島幸男が当選した。青島氏はまさか自分が知事になるとは思っていなかったのか、中止後の構想がなか…

衣の先生、食の先生、住の先生

教育と産業について、異説を発信。 その前に現状の主な問題点を挙げると、 ・学校教育で教えることと会社で教えることのミスマッチ ・不登校やイジメ等の校内問題 ・成人後もニートや引きこもり等が多い(40歳までで54万人) ・中小企業への銀行の貸し渋りに…

真田父子への刑は本当に重いのか?

本日はおなじみの信幸による助命嘆願。 本多忠勝の加勢により家康も折れるが、そこにもう1つ三谷ならではの解釈を加える。史実には無さそうな真田父子と家康の大坂城での対面シーンを入れ、「死よりも辛い流刑」だと発言させる。こうして視聴者は九度山配流…

合理より伝統の少子化対策を

最近のニュースで未婚男女の統計が出ていた。 西暦3,700年には日本人はゼロになるという話もある。 国は何をしているのか? そればかりはなかなか難しいのか? 常々思うのは近代化、合理化による弊害だ。合理的というのは良い意味で使われるものだが、ウェー…

なぜ脳と宇宙は似ているのか?

「脳と宇宙の構造は似ている」という話がある。 「脳」「宇宙」「似ている」を入力してググればたくさん出てくる。この謎の回答としては、「まったく不思議」というものもあれば、「不思議でも何でもない。人間は分かるものでしか例えられない」というものま…

偽りの降伏(真田丸)

「真田丸」について先日書いた続き。 昌幸の当初の計算では反徳川を掲げれば徳川軍はまっすぐ攻めてくるものと思っていた。 しかし信幸が別れの酒の席で「韓信とは(=背水の陣とは)まさに父上だ」と褒めたため、昌幸は(そんな諺がすでにあれば上田城籠城…

老木が倒される時

いま世間を賑わせている老害といえば・・・、 ・田辺エージェンシー社長:有吉&夏目の交際を無かったことにして報道規制した。 ・メリー喜多川副社長:SMAPを公開謝罪させ、メンバーを悪人に仕立てようとした。 ・内田茂都議:中卒後の空白の19年間に疑惑が…

早押しクイズの疑惑

前節の続きで高校の話。 昨夜のアメリカ横断ウルトラクイズで、三重のさわやかカップルと呼ばれた2人がロッキー山脈鉄道での早押しクイズで脱落した。女性は悔しそうに「回答はわかっていたが早押しで負けた」とコメント。桝アナは「それがウルトラクイズで…

高校教育は兵卒生産所で良いのか?

「10で神童、15で才子、20歳過ぎたらタダの人」という諺がある。実際そんな感じだ。 ここでカギとなるのは高校教育だろう。15歳までは有望な子供が、20歳になるまでの間にタダの人になる。高校教育は改善の余地があると思うのだが。 年間8千万人の人が生まれ…