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仁徳天皇 vs 小室圭&眞子、竹中平蔵

  今回もウィキペディアのコピペから始める。天皇126代の中でも随一と称えたい仁徳天皇の有名な事績である。

 

  >即位4年、天皇が高い山から国を見渡すと、どの家にも煙が昇っていなかった。これにより民衆が炊事もできないほど貧しいことを知った。そこで以後三年間、課税と労役を全てとりやめることにした。そして自らは、宮の屋根が壊れ雨漏りしても直すこともしなかった。三年が経過した即位7年、再び山の上から国を眺めると、どの家からも煙が立ち上っていた。諸国は課税再開を要請したが、結局即位10年まで課税停止は延長された。

 

  ・・・いかがだろう? 現在コロナ禍で多くの国民が青息吐息で苦しんでいるのに、30歳前の結婚を強行したい眞子内親王、しかも相手の小室圭は皇室にタカるだけの正体がバレている。もし仁徳天皇が現代にいたら絶対に起きない事案である。

 

  また、東京五輪で中抜き率95%が話題になっている派遣大手パソナとその会長、竹中平蔵。彼も国民に好かれたいなら仁徳天皇の事績に学ぶべきだが、まるで逆で私欲に走り、最近では諮問機関の尾身会長が「この状況で五輪をやることは普通はない」といった発言に「越権行為」だと激怒した件が多くの国民の批判を受けている。

 

  なぜ小室圭や眞子、竹中平蔵のような傍若無人ぶりが、炎上するだけで物理的に止められないのだろうか? それは現代の社会システムの欠陥なのだろうか? 政権が交代して仁徳天皇的なトップが立てば国民は精神的にも経済的にも暮らしやすくなるのだろうか? 

 

  法学的には自由権だけ追求して公共の福祉がゼロの点で共通している。逆に仁徳天皇は公共の福祉のために様々なことを自重している。無私無欲で公に奉仕している。結果的に人々は、仁徳の諡(おくりな)と、世界最大の規模を誇る古墳づくりに協力を惜しまない形で天皇の恩に報いた。