取り急ぎ3点感想
【今回の“それ誤診です”】
前回は、まさかまさかの“狂犬病”だった。患者が海外でコウモリに噛まれ日本で発症した。今回それに匹敵するか気になって視ていると、海外製の家具を個人輸入した際に潜んでいた毒グモが原因、“期待(?)”を裏切らない展開だった。
【チームを組んで瓦解させない】
誤診した2人も正式な医者。しかしヨーロッパの毒グモに関する知識までは持ち合わせていない。そんな限定つきの知識で刻一刻を争う患者を前にすれば、たとえ患者が子供でも副作用リスクの高い抗生物質の投与を選択してしまう。
前回のAIもそうだったが、専門家だからといって詳しいのはその専門分野に限られ、逆に専門外のことには疎い。
だから異なる専門家たちとチームを組んで協議することが望ましいと訴えている作品なのだろう。
しかし、前半の通り些細なことで誤解しあい、空中分解する危険も高い。特に精神科のような文系に近い専門家が理科系から馬鹿にされたりする。
【白夜の記憶喪失】
おそらく最終回か、その前の回で記憶が蘇るはずだが、その前後で主役浜辺の演技力が最大限に問われる。監督もなかなかOKを出さずに納得いくまで撮り直すだろう。