草分け中

試論や試案のサブサイト。メインは「状態の秘法」合知篇(深く)鼎道篇(広く)等

2017-01-01から1年間の記事一覧

(直虎)今川氏真はバブリー社長

史実で今川氏真の状況をよく考えれば、 北の武田信玄、西の徳川家康に攻められそうな深刻な状況で、東の北条にも見放されて孤立し、 井伊の領内に城や防御施設を農民を使ってつくるも、農民への報酬がなく、だから井伊直虎に徳政令を行うよう求めたと思う。 …

(上司と部下)=(思想と政治)

久々に人文公式を書いてみる。 ある社員Aに、尊敬する上司が2人、PとQがいたとする。Aの仕事のやり方は基本的に、 A=(P+Q)/2 である。上司Pのやり方を使う時もあれば、上司Qのやり方を使う時もある。 しかし、その社員Aの仕事は決して完璧ではなく、たいて…

石破茂は ない

いまポスト安倍晋三の最右翼として石破茂の名が上がっている。 森友・加計の問題も裏で石破が動いているからとも。確かに石破は胡散臭い。しかし、 この男の首相就任はないと思う。まず○○派とよくいういわゆる世話焼きな派閥のドンではないし、小泉のような…

衣食住の新哲学

メインサイトでは「衣≒食≒住」について触れている。 例えば面白い映画作品を制作(衣)して売上が伸び(食)、監督の地位が上がる(住)ことは好循環だが、逆の悪循環だと作品の評判が落ちて赤字となり、監督の地位が落ちる。 同人誌の面白い作品が内輪で盛…

(直虎)どうしても現代と重なる

滅びつつある大国、今川家はどうしても現代と重なって見えてしまう。昔は栄光に輝いていた大企業(○○自動車、△△電器)や政党(社会党、□□党)が現代ではかつての輝きを失っている例は多い。 そんな中、小国たる井伊氏や自分たちはどうやってこの難局を乗り越…

実力不足の政治、経営、脚本

蓮舫の辞任は民進党衰退の責任をとってのもの。キャスター上がりで弁は立っても政治家としての実力不足が政党を衰えさせた。 一方、安倍晋三の支持率下落も本人の実力に比例している。脇に有能な者を揃えれば安倍一強は続いたはずが、実力不足な女性政治家を…

趣味とは波動の摂取

読書や映画音楽の鑑賞とは結局何か? 思春期を過ぎてロックやヘビメタを視聴するのは何故か? 鼓膜に伝わる音波、網膜に映る光波、これらの波動が脳内を揺さぶる。骨格や筋肉が大きくなっても心が幼いと自覚した青少年は、従来の童謡音楽を聴くままでは駄目…

文学は何の役に立つのか?  まさに現代!

先日、文学は何の役に立つのか? という記事があった。この学部長が言うには、長い人生で岐路に立つ時に役に立つという・・・。 文学部って何の役に立つの? 阪大学部長の式辞が話題に 「本領を発揮するのは、人生の岐路に立ったとき」 (withnews) - Yahoo…

バブル期に出た“反時代”作品(温室批判)は今となっては正しかったか?

70年代の高度成長期から80年代後半のバブル絶頂期に掛けて、世界第2位の経済大国となった日本は確かに浮かれていた。 そんな中で“反時代”を掲げた作品が「ハード&ルーズ」だった。当時の日本を否定的に描き、織田哲郎が絶賛し、私も主張の多くに納得した。 …

公共の電波の公平公正に用いられるヘーゲル哲学

社会科の教科書でもお馴染みのヘーゲル「正ー反ー合」。 たとえ正と反との対立があっても人間の理性は合(止揚)を繰り返し、やがて世界は全体的に合理的で科学的な段階(絶対的理性の精神ガイストの実現)に到達すると。ヘーゲル哲学の前にはカント哲学の二…

朴槿恵の末期と似てきた安倍政権

第一次安倍政権は「美しい国」を連呼したフシギちゃんで終わった。第二次安倍政権は「アベノミクス」を連呼して経済強化を期待させて始まった。 しかし経済は特に上向いてない。その一方で森友問題や加計問題のように優遇や贔屓が目立つと、「それが総理の主…

平和がフシギちゃんを増やす

戦争を肯定して平和を否定する訳ではないが、戦争は全面的に悪くて平和が全面的に良いのか? 表題の通り、平和には悪い面もある。平和ボケという言葉があるように、平和な中に長くいると、本物の悪も悪と見抜けず、敵が接近しても警戒せず、隙を突かれると大…

たこ焼きにワサビドレッシングは最高

「たこわさ」と言う通りタコとワサビの相性は抜群である。 昔、中のタコにワサビ醤油がついたたこ焼きを食べて感動し、先日思い出したのでたこ焼き屋にリクエストしてみたことがある。ワサビ醤油に浸したタコを使って調理。ところがワサビは加熱されるとただ…

仕事も戦争「○○戦」

日本史でも世界史でも、戦争の結果が重要である。「関ヶ原の合戦」の後に徳川政権が本格稼働していく。「ワーテルローの戦い」の後ナポレオンは退場する。 戦争には、衝突に至るまでの経緯があり、準備があり、衝突の後は戦術の優劣があるものだ。そして勝敗…

オモテの華やかさとウラの過酷さ

いまヤフーで楽しみにしている連載記事の1つが、ウルトラセブンの制作秘話。 読むとなるほどという話が多い。例えば「ウルトラマン」の主な姿勢は前かがみになってアゴを突き出す形だったが、「ウルトラセブン」は胸を張ってアゴを引く姿勢が多かった。これ…

オモテの強さとウラの強さ

前節の続きで、体力や知力、ワザ、財力などを強くすることも大事だが、ウラを強くすることも疎かにはできない。 風水、四柱推命、お参りなども抜かりなく行わないと、どんな偶然に出くわすか分からない。宗教については、触らぬ神にという言葉もあるが、冷静…

オモテの戦いとウラの戦い

戦いには、表面上のものと裏側のものとがある。 表面上の戦いは、見聞きでき、力や距離、数、ワザなどで勝負が決まる。野球も戦争も人事争い(選挙戦)も表面上の経過や結果はよく報道される。 一方、裏側の戦いは見聞きできない。勝利の女神や運不運などの…

集団としての強さ

「戦う集団」という言葉がある通り、全員が一致してコトに当たる集団はその人数以上の力を発揮するものである。 逆の言葉は「戦わない集団」、または「戦う人もいれば戦わない人もいる集団」。前者は敵が攻めてくれば敗北につながり、攻める気が特に強くなけ…

ある意味、闇から始まるウルトラマンジード

別にウルトラシリーズを見ている訳ではないが、7月8日から始まる「ウルトラマンジード」は注目度が高いようで、もうすぐ終わるオーブの最終回がどうでも良いほどだ。 シリーズ史上最大の悪役であるウルトラマンベリアルの息子がジード。そのため目が悪役っぽ…

矛盾から闇落ちする昨今のドラマ

いくつかの人気ドラマから共通点を考えたい。 「CRISIS」の最終回は、特捜班が国家に絶望した挙げ句闇側と各々手を組み始め、テレビに「緊急ニュースです」と映し出すところで終わる衝撃?の展開だった。視聴者は続編を期待するも主役たちがテロを行うところ…

タラレバーやっと購入

先月「業務スーパー おすすめ」で見た第1位の「タラの燻製レバー缶詰」。 なんでもあん肝に勝るとも劣らぬ味で、ポン酢と絡めると最高の酒の肴になるとか。 昨日、沿線に業務スーパーを見つけたので思い出し、入って店員に聞いたところ、缶詰売場を確認して…

間違った権力が在ると正義が見えてくる

いわば暗闇と小さな灯火のような関係か。 横暴な権力者が支配する国、会社、支店、学校などを暗闇とすると、そこに居る多くの人は暗闇に気分が滅入り、言動も不正がまかり通る。 そんな中で正義を説く人や本、実践する人は、暗闇の中に灯る小さな火のような…

(母になる)スペシャル版のストーリーを予想

最終回。門倉は奥能登の旅館を解雇された。 間に合った柏崎オートからの手紙で東京へ。広が怪我した級友を助けてゴールするところを見る。そして生みの親と育ての親と2人きりで話して別れた。広は木野に幸せになることが誘拐犯への復讐と言う。冒頭のフラれ…

(あなそれ)バツ3の院長は喫茶店で何をしたのか?

たまたま視てしまった今日の「あなたのことはそれほど」。 毎回視ている人には、小田原のホモ疑惑が解明したことや美都の別居などいろいろ楽しめた回だったのだろう。 私は俳優としての東出と波瑠は高く評価しており、最近の東出の司馬遼太郎に関する各感想…

(人相)井上公造、蓮舫、そして・・、

テレビに出てくる人の中で、「あの顔(顔つき)が嫌い」とコメされる人を3人あげたい。 1人は芸能リポーターの井上公造。最近はイニシャルでもったいぶって「大物芸能人が離婚しそうだ」と言うものの、誰もがイニシャルが誰かよりも井上そのものを顔つきの…

(直虎)愛知県新城市が二度でた

今日のタイトルは「盗賊は二度、仏を盗む」。 終わった後、いつもの解説に出てきた地名は愛知県新城市。しんじょうではなく、しんしろと読む。 その後、ニュース番組に移り1番目は東名高速で起きた乗用車がバスに突っ込んできた事故。バスの運転手が初めて…

(直虎)架空の龍雲丸のモデル

大河ドラマ好きは最近の直虎をどう見てるのだろうか? 確かに途中までは知らない史実が出てきていた。直親の娘、高瀬姫も実在していたし、瀬戸方久という商人上がりの家臣も調べると本当にいて、ムロツヨシの演技も非常に良い。 ところが、龍雲党の頭、龍雲…

堀江氏の「多動力」に通じる教育法

堀江氏の「多動力」という本が売れているという記事があった。記事のコメントには賛否両論あり、どの書き込みも面白かったものの、ここでは次の考え方にのみ触れてみたい。曰く、 「僕は80点を取れるようになるとあっさり飽きてしまうことが多い。ある程度ハ…

正反合の「合」は観念連合の「合」か

19世紀哲学界の巨星ヘーゲルは、世界が弁証法的運動(正―反―合)で発展すると説いた。その後の世界は確かに、技術が進んで平和も進み、理性が実現していると言えなくもない。環境破壊やテロ、いじめ等の問題は「反」としてあれど、いずれ理性はそれをも克服…

やせたソクラテスになるな

哲学者たちの言葉の多くが、20年経った今では額面通り受け取れなくなる。 「神は死んだ、これからは超人だ」に対して「超人も死んだ、凡人でいい」 「語り得ぬものには沈黙しなくてはならない」に対して「沈黙しなくたっていい、賑やかで楽しい」 今回は「太…