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日本に初の大統領は実現するか?

  東京五輪は準備でゴタゴタが相次ぎ、本番も規模を縮小して盛り上がり的には物足りない仕上がりになりそうに見える。

 

  個々の選手の中には感動を与える人もいるかもしれないが、成功か失敗かとなると残念ながら当初イメージしていた大会とはほど遠いものになる。何より国民の支持が今もそうだが非常に少ない。

 

  一方、開催を2年後に控えた大阪万博。こちらは大阪維新の会所属の吉村知事をはじめ、関西の政治経済の関係者たちが何とか成功させたいという意気込みを感じる。

 

  万博の開催期間は通常通りだと半年で、これも毎回そうらしいが開始後5ヶ月間よりも最後の1ヶ月間が異常に盛り上がる。愛地球博も来場者数が28万人を超えて入場規制する日があった。

 

  コロナで日本に行きたくても行けなかった外国人も、京都大阪観光を兼ねて殺到するだろう。知人の飲食店関係者は先日の時短要請で半べその泣き顔になってしまっているが、インドの天才少年予言者による今年の11月にはコロナが収まる話や大阪万博の話をして光明が見えるよう努めた。

 

  こうした「東京=敗北」/「大阪=勝利」という図式が見えてきたためか、またも吉村知事に勝負を挑む動きが出てきた。しかし、ラサール石井枝野幸男も簡単に返り討ちに合っている。批判だけするお気楽なご身分と指摘した途端にネット民が賛同して流れが決まるからである。

 

  すると枝野は昨日、菅内閣政権担当能力がないので暫定的に自分に内閣を任せてほしいと発言し、クーデターを気取ってるのかよ!とまたネット民による批判が増えてしまった。吉村知事も決して賛同ばかりではないが、大阪自民党西村康稔を含む愚かな批判者を成敗することで株が上昇している。

 

  東京五輪の失敗と大阪万博の成功が顕著になれば、維新の会による令和の維新ももしかしたらあり得るかもしれない。そして、党の公約通り首相公選制を実施し、初の大統領が誕生する。

 

  日本は天皇がいるのでイギリスと同様に国家元首は2人もいらず首相にしているのだと聞いている。しかし、大日本帝国を拡大させた昭和天皇の頃とは違い、平成令和も天皇のカリスマ性は小さくなっており、次が愛子天皇悠仁天皇かになっても国の代表を担うほどではない。ならば民意で選ぶ大統領を昔の将軍(征夷大将軍)なみに高めてはどうかと本当に思う。