岸田総理といえば“増税”。
今やそんなイメージが定着してきた。
一昔前は何でも検討止まりの“検討士”だったが、すっかり入れ替わった。
明石市の泉市長の7時間前のツィート
3.2万いいねがついている。
Yahooニュースも連日、岸田総理と増税の記事が続き、批判コメで溢れている。
それでも国は増税を強行するのだろうか?
国民負担率はとうに限界を超えており、世界的に見ても非常に高い水準にある。食品に高い税をかける国も日本ぐらいで、議員報酬がこんなに高い国も珍しい。
GDPは韓国や台湾に抜かれ、生活苦の国民が増え続け、自殺率も高い。
なのに議員報酬を増やす。
海外の国なら暴動が起きていると言われるほどだが、起きない。
暴動じゃなく選挙で変えるべきとは言うが、低い投票率と組織票で変わらず、そもそも集計方法に不正が行われている疑惑もある。
国葬の経費に関する資料を求められると平気で黒塗りだらけで出してくる国だ。
要するに国政は末期症状にある。
では何をどうすべきというと、正解は既にある。
秀でてる方の岸田、つまりベストセラー「ものぐさ精神分析」著者の岸田秀氏は『対立→逆転→移行→統合』で変わると説いた。
つまり現政権とは別の対抗勢力を大きくする。
日本の場合は幕末に朝廷が対抗勢力になった。鎌倉末期の後醍醐天皇や江戸末期の岩倉具視など。
古代中国では殷に対して西に周が対抗勢力となり、その後も度々易姓革命を起こした。
今の日本では野党ではなく明石市ではないかと思える。
財政のやりくり次第で予算を増やし、市民数を増やし、住み良さが評価されている。
泉市長は国にやる気さえあれば予算は幾らでもつくれると上から目線で批判する。
では次段階の『逆転』にどう進めるのか?
国会議員選挙は向こう3年間ない。地方選挙は来春に迫っている。
私はまず党名を考えた。自由民主党という名前が強過ぎて、ダサい野党名では対抗軸にならない。○○民主党や○○組もイマイチだ。
いろいろ考えて「善政党」という党名がイチバンだと思うに至った。シンプルで、何をしたいかも分かりやすい。
善政党と自民党を並べても勝てる感じがする。何せ自民党が悪政党に見えてゆく。実際その通りだが。
しかし問題は、これをツィートで訴えても共感する人がいつも1人か2人、誰もいない訳ではないので普遍性ゼロではないのだが、力は全くないに等しい。
ほとんどの人がピンと来ない。
明石市長は善政をモットーにしているので送ってみた。
こんな反応はあったが、そこ止まりかもしれない。
もし採用して大きな動きが起き、マスメディアも取り上げたら初めて人々は評価し始める。それまでは評価しない。
自分のアタマで考える習慣がなく、いつも長いものに巻かれろ式だからだ。
新政権の政治内容、新哲学、具体的経済対策もたくさんあるが、党名すら共感がない状況では公開しても無駄だ。
市長が別の党名で選挙に臨む場合ももちろんあるが、善政党より良い党名ではないだろう。
1段階目の『対立』が現時点では明石市なのでそうしているが、最後の『完成』に至るまではなかなか難しい。
『逆転』には織田信長や高杉晋作のような激しい人格の持ち主が立つのが最も良いのだが、そんな人物が来年現れるか否か。