今朝、明石市の泉市長のTwitterで価値観の大転換を迫る書き込みがあった。
福祉職など現場で働く非正規雇用を正規化し、中抜きを非正規化するという。
言うのは簡単だが、選挙で選ばれて公権を持つ市長が語ると重みが全然違い、しかも実行している。
さらに日に何本もツィートしてフォロワー数も多いため、これを大勢の人が見て、更にリツィートで拡散している。
もちろん疑問視する意見もあるが、低賃金で苦しむ圧倒的多数の人々は歓迎している。
もう1つ言うと、若い頃に石井紘基の秘書をしていた為、政治の裏を知っており、石井を暗殺した勢力が何者かも知った上で行動している。
市長就任後の明石市の財政については、財源なんていくらでもやりくりできると言って実行し、結果を出している。
子育て育成関連も結果を出しているため移住が増え、人口も増えてこれも結果を出している。
そんな市長だからこそ旧勢力は脅迫してきたり、メディアが捏造記事で落としにかかっているが、面白いツィッターで人気を博しているため差程効果がない。
逆に、自民党や公明、維新など旧勢力側は安倍晋三を失って急速に勢いを失っており、面白みもなく、ツィッターでは茶化され、向こう3年は選挙がないとはいえ深刻な危機に陥っている。
だからだろうか? 旧勢力側は、既得権益を死守すべく、立民の野田佳彦や玄葉光一郎など松下政経塾出身者を国葬に出席させたり、立民と維新を併せたりなど、政権交代しても現状を維持する方向を画策している。
しかし、それでは何も良くならない。今度こそ有権者は、政権交代したら裏切らない野党に権力を与えなければならない。
まずは、れいわ新撰組の山本太郎や長谷川ういこが挙げられ、次に泉市長や彼の政策を取り入れつつある川崎市などの自治体、それから全国の減税会、これらが手を取り合って拡大することが望ましい。
そこで、私もツィッターのアカウント名の1つに「善政包囲網」という名をつけた。悪政を包囲して潰そうという意味と、善政党という名前で政権交代を果たす意味が込められている。
果たしてうまくいくのか? 旧来の常識では不可能だが、時代があまりにも悪くなっている中で、歴史が本来の円環的回復力を発揮すれば、必ず良くなっていくと思う。
既にそこに気付いているかもしれない人も何人かいて、例えばまめ@さんも中国史の讖緯を解説したり、前漢と後漢の間にあった新が、すぐに潰れたとはいえ、後漢が取り入れたものも多いことを指摘、今後の日本に起こる政治の動きを先取りしている感がある。
さて、先日私は連載中の4コマ哲学史でヘーゲルをアップし、難解なはずの哲学者が分かりやすく描かれていたためか評価も頂いた。
19世紀当時は、産業革命や近大革命など様々な分野で大きな動きが進み、これをヘーゲルは理性が現れつつあると述べて支持が集まった。
では現代、何が現れつつあるのだろうか?
どうも何かが現れつつあるような気がする。理性ではない。 実存主義でもない。