草分け中

試論や試案のサブサイト。メインは「状態の秘法」合知篇(深く)鼎道篇(広く)等

水瓶座の時代は魚座的価値観が相対化される??

 昨夜カーラジオ(FM802)を聴いていると、DJを務めているシンガーソングライターの阿部真央が、“~ともかく昨年末から「水瓶座の時代」は始まったんだから”と語っていた。

 

 水瓶座の時代? 

 

 そういえば大昔に乱読していた中で読んだことがある。

 

 ネットで改めていろいろ調べてみると、これも本ブログで扱う周期説(右側リスト)の1つに加えられる話だが、2000年に一度訪れる時代の大転換だという。スピリッチュアルの世界で有名な故アリス・ベイリーが主要な提唱者の1人で、魚座の時代から水瓶座の時代に変わると唱え注目を集めた。

 

 ずっと先の話だと思っていたらもう始まっていたのか・・・。思い当たる節がなくもない。新型コロナの影響で従来の価値観がガラガラと崩れていく中で、今度は破壊の次の創造を始めなければならないことは確かだ。その前に先ず魚座の時代が何だったのか整理する。

 

 2000年前の場合、西暦開始で知られるイエス・キリストが旧来の価値観を崩して「右の頬をぶたれたら左の頬も向けろ」「貧しい者こそ幸い」等と語り、次第に伝統的な偶像(銅像や仏像含む)崇拝が廃れていき、近代になると人類が頭の中の理性に目覚めて科学や市場経済、民主主義政治が大発展した。

 

 サイトによって魚座の時代は諸説分かれ、中には物質重視と定義して水瓶座の時代を精神重視とするものもあるが、上記のように振り返ると、この2000年間も精神重視とは言える。しかし、「世界の終わりにはキリストが再臨する」のような終末思想や、「世界は近代化する」「合理化する」「資本主義化する」等々の言わば“直線的”な史観が目立った。私なりな独自に言い換えるとまさに魚のように真っ直ぐ泳ぐイメージが強いと思われる。

 

 そんな直線的な見方に疑問は幾つも湧く。例えば、「到達点に至ったらその先はないのか?」「ずっと到達点で止まったままなのか?」「到達点に至らない人は不幸なのか?」「到達点に至った人は本当に幸福なのか?」「他に道はないのか?」「道は幾つもあるだろう?」

 

 この社会の成功者たちはどうしても自分が歩いてきた道とノウハウを絶対とするものであり、それを後続にも善意で教えようとするけれども、状況が日々刻々とする中でどれも絶対ではなくなる。特に昨今の新型コロナの蔓延は、集会や会食が控えられたり、他人への気遣いからのマスク着用や手先の消毒など大規模に変化し、昔の偉人や価値観も相対視されるようになった。

 

 それでは水瓶座の時代(アクエリアス・エイジ)をどう捉えるべきなのか? 菜食主義や環境保護、動物保護、相互に助け合う・・等いろいろ言われているが、もはや多くの人々の心の中に芽生えていると思う。

 

 私の場合は旧来の直線的価値観を絶対視せず比較相対化した下記のスライドも大転換の1つだった。

 

 
 もし続きが気になったらメインサイトから右上のメニューボタンを。