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(対小室母子) 長期戦で臨もう!

 今日の小室圭のロン毛姿を見て驚いた人が多い。

 

 まるでチャラ男? いや反社?

 

 ポケットに手を突っ込み、記者をガン無視、終始無言。

 

 筋金入りのタカり男も今が正念場のはずなのだが。来月行われるだろう会見もそんな態度ではうまく運ばないのでは?

 

 同日、もう1つ大きな情報が明らかになった。「アジアのけいちゃん」というユーチューバーがフォーダム大に小室圭の卒業について問い合わせたところ、2019年という返事が来たのだ。ネット上は大荒れになった。

 


小室圭氏、卒業者名簿から名前消えた!フォーダム大学から返事きました!報告動画です。 - YouTube

 

 会見が行われるであろう来月18日までには、更に新しい情報が出てくるし、デモは大きくなり、世論調査も反対が大きくなり、さすがに正義の味方を気取りたい大手マスコミも掌を返すかもしれない。

 

 そもそも小室圭を会見にと提案したのは秋篠宮。眞子同伴は曖昧にして。これは会見の場で大学の件も就職の件も全て真っ赤な嘘だったことを明らかにして破談にする深謀遠慮なのかと憶測した。

 

 だから8月末に現代ビジネス誌上で宇山卓栄氏の「女性誌各誌の報道に違和感」というヤフー記事に「久々に正論を読んだ」という書き込みが増えた途端に読売が9月1日に動いた。

 

 そして小室圭を帰国させて会見の場に出したところで、正義の味方気取りで疑惑を追及する、そのためには安易に破談にさせず、アメリカからその気満々で帰国させるのだ。

 

 表の報道と裏でおこっていることは違うことが多い。五輪無観客開催も実は早くから決められており、いかにも直前で決まったかのように演出したが、結局世界から評価される五輪になった。

 

 

(晴天) 栄一だからこその展開

 駿府徳川家で慶喜が直々に命じたかは不明だが勘定担当となった栄一。 

 

 駿府には、東京となった江戸を追われた元幕臣や旗本たちが多数流れ込んでおり、その中には元上司だった川村恵一郎も無精髭で混じっていた。かなり多くてとても賄える規模ではない。明治新政府が刷って届けた太政官札も半分ほど使っていた。

 

 普通はこんな状況をとてもしのげないものだが、栄一はこの逆境を見事に好転させた。新政府の高官たちも驚愕するほどに。詳細は次回描かれるためまた楽しみになった。

 

 ところで、駿府徳川家の勘定方がもし栄一以外の誰かだったらどうなったろう?と考えてみる。当然、届けられた太政官札は全て使い切り、駿府徳川家は更に没落、窮乏の極みに達した幕臣の中には刀を取って反乱を企てる者もいるかもしれない。

 

 栄一以外の誰かをもっと具体的に想定するなら、例えば現菅内閣の経済再生兼コロナ担当大臣である西村康稔が勘定方にいたらどうなっているだろう。皆を集めてとうとうと状況を説明するだけで、栄一のようにアクティブに動き回ったりはしないだろう。泥臭さがない。

 

 そこで思い出したが、筆者はよく自分の車の助手席にテレビで見る人を座らせて、運転中に架空の会話を楽しむことがある。特にカネもかからず誰でもできる。例えばトランプ大統領を助手席に座らせたり、プーチン大統領習近平主席の場合もある。

 

 先日は隣に座ったこの習近平を相手に何故TPPに入るのか尋ねると、これも一帯一路だと返答された。日本やオーストラリアなど中国の加入に反対する国もあれば、歓迎する国も幾つかある。だから日豪を除いて中国を加えた新TPPを作りたいと。

 

 そうかもしれない。国際的な記事はメインサイト(状態の秘法)に連載中なので書き込むことにした。


状態の秘法 – 可変モデルを使って状態の真実に迫る!

 

 一方、菅内閣の面々が助手席に座ってもつまらない。加藤官房長官をはじめ、西村、丸川など中身に乏しく感心させる話にならない。特に菅総理がつまらない。隣に座って経済を尋ねても、マキャベリとか自助しか言わず、「最後は生活保護がある」と冷たい言い草。

 

 これが「晴天を衝け」の若き渋沢栄一を座らせると、あの活き活きとした目で熱っぽく語ってくる。

 

 「国債を刷ったって借金だ」「いくら海外に資産があるからって、生活保護者だらけじゃあ話になんねえ」「少しずつ皆から金を集め、大勢の人を適材適所で活かしいくんだ」「合本って言うんだぜ」

 

 等の会話を想定する。まるで合う。総裁選の4候補者の中では、討論会同様に高市早苗が一番話が面白く、河野や岸田はつまらない。野田は得意分野の女性や子供ばかり話す。

 

 ちなみに竹中平蔵や小室圭は最初から乗せない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

合知篇と鼎道篇

 たびたび加筆修正を加えているメインサイトの方だが、先日タイトルを「状態と機能の話」から「状態の秘法」に変更し、構成も大きく変えた。

 

 今回の変更は、簡潔でキャッチーにしたといえばそれまでだが、自分の中では最新スライド(解脱の先のユートピア)をアップできたことで、30年以上続いた長い思索の旅が終わったと思えたからである

 

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1980年代に発刊された、古今東西の知識人の言を自由自在に集めて論じる本といえば、サントリー学芸大賞を受賞した京都大学名誉教授の佐伯啓思著「隠された思考」と、新自由主義を学んで帰国した立教大学名誉教授の故西山千明著「第4の選択」がある。

 

 佐伯氏は反グローバリストなので、書き方は似ていても両者は対称的なのだが、両者にともに欠けているものが気になり、この旅を始めたところがある。

 

 それは、古今東西の様々な知を引用するに留めず、組み合わせたり繋げていく「合知」であり、さらにそれをきちんと整え大系にまとめることである。

 

 筆者は結局、哲学と経済学、社会学の3つが衣食住という言葉で整理できたので、これを鼎の道「鼎道(ていどう)」と呼ぶことにした。

 

 「状態の秘法」は、合知篇と鼎道篇の2つから成る。あと番外編のスライドは「史・易篇」の中に納めた。

 

(晴天を衝け) 生き残りとしての帰郷

 今回のタイトルは「篤太夫、再会する」。

 

 前半は郷里での親族や兄貴分との再会、後半は所属先の徳川慶喜との再会。

 

 筆者も盆と正月にはほぼ毎回帰っており、同級生や従兄弟たちの状況を尋ねたりするが、あまり芳しい話は聞かない。独身のままアラフィフを迎えた人、離婚した人、引きこもっている人・・等の方が圧倒的に多い。普通に結婚して子供がいる人よりも。

 

 第3次ベビーブームはついに起きず、人口は減る一方になっている。

 

 栄一の郷里でも、親友の喜作や従兄弟の長七郎、平九郎など多くが亡くなり、ごく僅かの生き残りとして帰ったようなものだった。

 

 幕末同様、第二次世界大戦後も公式には戦没者310万人だが、栄一みたいな生き残りが帰国した。

 

 現代は戦争こそ起きてないが、30年前のバブル崩壊以来長引く不況と、間違った政策により困窮と人口減少が続き、第二次ベビーブーム以降に生まれた多くの人々が犠牲となった。

 

 兄貴分の尾崎惇忠は、村の若者たちを引っ張って出て行ったものの殆ど死なせてしまい、自分だけ生き残って帰ってきたことから「合わせる顔がねえ」と落ち込んでいた。

 

 「自分こそ合わせる顔がねえ」と変節を繰り返した栄一も応じる。しかし、パリに行って分かったことがある、もうこれからは戦争の時代じゃねえ、産業を興して経済を豊かにしてえと。

 

 新たな目標を胸に、今度は駿府徳川慶喜の元に向かう。慶喜も落ち込んでいたが、栄一の話を聞くうちに笑みを浮かべるようになった。次回以降、駿府から栄一の経済活動がスタートする。やがて、明治の日本に電気、ガス、水道などインフラや、鉄鋼、鉄道など多数の企業が誕生する。

 

 しかし、その100年以上後に、今度はその経済で人口減少が起こることになるとは栄一も予想していない。

 

 人口減少は先進国共通の出来事と開き直っている限りは今後も解決しない。自民党総裁選に名乗り出た各候補の中で、高市早苗だけは財務省プライマリーバランス重視に真っ向から対立している方向らしく、期待できる。

 

 河野太郎は親分の麻生太郎とほぼ同じ新自由主義なので全然期待できない。改革担当大臣として目安箱を設置したものの、結局何もしていないので玉手箱になってしまったとの指摘があった。父親同様の親中路線もバレつつあるので、開けてはならないパンドラの箱と言えるかもしれない。

 

 

 

 

 

 

コロナ禍の総理を交通誘導員に例えると

 片側3車線ある道路で工事をすることになり、交通誘導員がカラーコーンや虎バーなどの資機材で規制を敷くことになったとする。

 

 いま河野太郎コロナ担当大臣が“ロックダウン”の検討を言い出したが、上記の例えでいえば、3車線を全部閉じることであり、流れは確かに完全に止まるが、それは経済のためにはやり過ぎとの声が多い。

 

 コロナの蔓延程度に応じて、1車線だけ規制するか、2車線を規制するか。

 

 強制できる外国と違い、日本は「お願いする」国だから、交通誘導員の例えは結構適切だと思う。問題は誘導員の人選である。

 

 菅義偉誘導員の場合、目が虚(うつ)ろで表情に自信がなく、誘導棒を持って行う合図も分かりにくく、進んでいいのか止まるべきなのかよく分からない。だから一般車両の運転手たちは怒った。業務車両の運転手たちも儲けに支障が出て怒る。

 

 それが支持率の下落の本質である。

 

 聞けば、菅誘導員は仲間うちでは偉そうにしていたらしく、昔安倍リーダーがいた頃は横でサブリーダーをして気に入らない後輩誘導員をイジメていたらしい。しかし、道路工事期間中に安倍リーダーが降りて、後任になると評判が悪くなった。西村誘導員や丸川誘導員、加藤誘導員も評判が悪いが交代せずそのままにしていたのも致命的だった。

 

 そういえば、五輪期間中バッハの関連車両だけは優先してペコペコと進ませることにも怒りの声が上がった。

 

 さて、今月末で菅誘導員は現場から離れることになった。今後は誰が良いのか?

 

 先ず手を挙げたのは岸田誘導員。ハキハキと、分かりやすい誘導合図を心掛けて頑張りますと言うが、古株の二階誘導員が威張ってて邪魔ですと言った途端に皆から距離を置かれるようになった。

 

 次に石破誘導員がいいのではという声が上がった。以前から一部で評価する声はあるが、菅誘導員の時と同様に分かりにくい合図で再び混乱が起きることが見えているので却下になった。

 

 そして河野誘導員。ソツなくできると思われているが、パフォーマンスがうまいだけとも思われており、周囲が見えず判断力を不安視する声も多い。

 

 それでは高市早苗誘導員はどうか? 笑顔で分かりやすい誘導ができ、一番マシに思える。ワクチン接種率が5割を超えて8割に近づいていく中で、今後の総理大臣には更なる規制解除が求められており、国民にきちんと説明して毅然とそれを断行できるという意味では高市誘導員を推したい。

 

 右寄りな国家観や電波オークションなどでマスコミからは非常に嫌われ、報道でも一番低い扱いになっている。ただ、菅誘導員のままだと選挙が危ないと考えている自民党員なら、上記の理由で高市誘導員が良いと思う。

 

P.S. 古代中国の殷・高宗の時代の名宰相、傅 説(ふえつ)も、道路工事現場での働きぶりから政治の世界に抜擢されたという話を10代の頃に百科事典で知った。彼の何を王が認めたかは分からないし、高宗を主人公にした「沈黙の王」という小説を読んでも定かではなかった。誘導員のバイトをした頃を思い出して今回の記事を書いたが、やはり「安心・安全」を実現するにはそれなりのポイントや手順があると思う。菅誘導員にはそれが足りなかった。

 

(最新スライド)

 

解脱の先のユートピア(表紙変更)

 昨日アップしたスライドで、ズレていた字句の位置、及び表紙を改めた。

 

 元々のスライドの趣旨は循環型社会システムだったが、「非犯罪性」という概念に気付いてからは、非犯罪的な社会というものに変わっていった。

 

 そして、社会の基幹部が非犯罪的に変われば、それは現世のユートピアと言えるのではないか?と思って作成した。

 

 
 スライド最後にも書いた通り、基幹部が非犯罪的に変わるためには名君の登場を待つのではなく、暗君が愚行を行いにくくなるよう全体も非犯罪的に変わらなければならない。
 
 
 
 

悪政を象徴する結婚と善政への道

 下記スライドは、まだ字句の位置を手直したりしなければならないが、時間的余裕がある間に一度アップしておきたい。

 

 以前つくった循環型社会システムを「輪廻」という名で前編とし、次の中編を加えて新たに「転生」とした。そして最後の後編が「解脱」。輪廻、転生、解脱となる。

 

 仏教でいう輪廻転生とは異なり、循環型社会にどうしても伴う犯罪性を直視し、真逆の「非犯罪性」という概念を今年の夏に見つけ、非犯罪性を大脳や意識、手足を使って実現していくことを「転生」とした。

 

 では解脱とは何か? 苦しみからの解脱? いや、この非犯罪性を実現していけば苦しみではなくなる。

 

 そして、非犯罪性を実現してゆく先に広がる到達点、それこそが極楽浄土、ユートピアということになり、輪廻からの解脱となるのではないか、という構成である。

 

 
 45ページには悪政や失政における犯罪性をまとめているが、確かに歴史上の悪政では、賢臣の声に耳を傾けないし、むしろ遠ざけ、重税を課して庶民を苦しめ、姦臣や佞臣(ねいしん)など賄賂を送る者を近づけている。つまり我欲の向くままになっている。
 
 そう考えていくと、例の秋篠宮家や眞子内親王がそっくり当てはまる。小室母子の疑惑を糾弾する声に耳を傾けず、血税を長年に渡り小室母子に流し、小室圭の甘言だけを重んじて皇室の長い伝統を軽視している。
 
 なぜ上の立場にありながら我欲を通そうとするのか? 悪政を行う王にとって、賢臣という者はなく、皆愚臣と思っているから悪王の勝手な屁理屈で諫言を退ける(偽証の罪)。眞子内親王の言い訳も同じである。
 
 また、悪王にとって国家の収入は大事に使うべき血税ではなく、選民たる自分が思うがままに使ってよいカネであり、足りなければ増税して、納められない者は見せしめとして罰する(恐喝の罪)。
 
 そして悪王たるこの内親王が小室圭を選んだ基準は、甘言で自分が心地よくなったからだが、これは賄賂をくれるから優遇することと同じである(収賄の罪)。
 
 以上、歴代の暴君と同列と言える我欲の通し方だが、皇室は特にそうなりやすいからこそ、自身を律し高めなければならない。
 
 ただこの結婚は現代の悪政を象徴する一例であり、善政を実現する(ユートピア)ためには、ただ良君の登場を待つのではなく、スライドにある通り基幹にある上の者たちが悪政をしにくいように全体も自分を律し高めなければならない。