各場面の連動

知的雑感集。全体を知りたい方は「状態の秘法」をどうぞ。

コロナ禍の総理を交通誘導員に例えると

 片側3車線ある道路で工事をすることになり、交通誘導員がカラーコーンや虎バーなどの資機材で規制を敷くことになったとする。

 

 いま河野太郎コロナ担当大臣が“ロックダウン”の検討を言い出したが、上記の例えでいえば、3車線を全部閉じることであり、流れは確かに完全に止まるが、それは経済のためにはやり過ぎとの声が多い。

 

 コロナの蔓延程度に応じて、1車線だけ規制するか、2車線を規制するか。

 

 強制できる外国と違い、日本は「お願いする」国だから、交通誘導員の例えは結構適切だと思う。問題は誘導員の人選である。

 

 菅義偉誘導員の場合、目が虚(うつ)ろで表情に自信がなく、誘導棒を持って行う合図も分かりにくく、進んでいいのか止まるべきなのかよく分からない。だから一般車両の運転手たちは怒った。業務車両の運転手たちも儲けに支障が出て怒る。

 

 それが支持率の下落の本質である。

 

 聞けば、菅誘導員は仲間うちでは偉そうにしていたらしく、昔安倍リーダーがいた頃は横でサブリーダーをして気に入らない後輩誘導員をイジメていたらしい。しかし、道路工事期間中に安倍リーダーが降りて、後任になると評判が悪くなった。西村誘導員や丸川誘導員、加藤誘導員も評判が悪いが交代せずそのままにしていたのも致命的だった。

 

 そういえば、五輪期間中バッハの関連車両だけは優先してペコペコと進ませることにも怒りの声が上がった。

 

 さて、今月末で菅誘導員は現場から離れることになった。今後は誰が良いのか?

 

 先ず手を挙げたのは岸田誘導員。ハキハキと、分かりやすい誘導合図を心掛けて頑張りますと言うが、古株の二階誘導員が威張ってて邪魔ですと言った途端に皆から距離を置かれるようになった。

 

 次に石破誘導員がいいのではという声が上がった。以前から一部で評価する声はあるが、菅誘導員の時と同様に分かりにくい合図で再び混乱が起きることが見えているので却下になった。

 

 そして河野誘導員。ソツなくできると思われているが、パフォーマンスがうまいだけとも思われており、周囲が見えず判断力を不安視する声も多い。

 

 それでは高市早苗誘導員はどうか? 笑顔で分かりやすい誘導ができ、一番マシに思える。ワクチン接種率が5割を超えて8割に近づいていく中で、今後の総理大臣には更なる規制解除が求められており、国民にきちんと説明して毅然とそれを断行できるという意味では高市誘導員を推したい。

 

 右寄りな国家観や電波オークションなどでマスコミからは非常に嫌われ、報道でも一番低い扱いになっている。ただ、菅誘導員のままだと選挙が危ないと考えている自民党員なら、上記の理由で高市誘導員が良いと思う。

 

P.S. 古代中国の殷・高宗の時代の名宰相、傅 説(ふえつ)も、道路工事現場での働きぶりから政治の世界に抜擢されたという話を10代の頃に百科事典で知った。彼の何を王が認めたかは分からないし、高宗を主人公にした「沈黙の王」という小説を読んでも定かではなかった。誘導員のバイトをした頃を思い出して今回の記事を書いたが、やはり「安心・安全」を実現するにはそれなりのポイントや手順があると思う。菅誘導員にはそれが足りなかった。

 

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