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(晴天) 栄一だからこその展開

 駿府徳川家で慶喜が直々に命じたかは不明だが勘定担当となった栄一。 

 

 駿府には、東京となった江戸を追われた元幕臣や旗本たちが多数流れ込んでおり、その中には元上司だった川村恵一郎も無精髭で混じっていた。かなり多くてとても賄える規模ではない。明治新政府が刷って届けた太政官札も半分ほど使っていた。

 

 普通はこんな状況をとてもしのげないものだが、栄一はこの逆境を見事に好転させた。新政府の高官たちも驚愕するほどに。詳細は次回描かれるためまた楽しみになった。

 

 ところで、駿府徳川家の勘定方がもし栄一以外の誰かだったらどうなったろう?と考えてみる。当然、届けられた太政官札は全て使い切り、駿府徳川家は更に没落、窮乏の極みに達した幕臣の中には刀を取って反乱を企てる者もいるかもしれない。

 

 栄一以外の誰かをもっと具体的に想定するなら、例えば現菅内閣の経済再生兼コロナ担当大臣である西村康稔が勘定方にいたらどうなっているだろう。皆を集めてとうとうと状況を説明するだけで、栄一のようにアクティブに動き回ったりはしないだろう。泥臭さがない。

 

 そこで思い出したが、筆者はよく自分の車の助手席にテレビで見る人を座らせて、運転中に架空の会話を楽しむことがある。特にカネもかからず誰でもできる。例えばトランプ大統領を助手席に座らせたり、プーチン大統領習近平主席の場合もある。

 

 先日は隣に座ったこの習近平を相手に何故TPPに入るのか尋ねると、これも一帯一路だと返答された。日本やオーストラリアなど中国の加入に反対する国もあれば、歓迎する国も幾つかある。だから日豪を除いて中国を加えた新TPPを作りたいと。

 

 そうかもしれない。国際的な記事はメインサイト(状態の秘法)に連載中なので書き込むことにした。


状態の秘法 – 可変モデルを使って状態の真実に迫る!

 

 一方、菅内閣の面々が助手席に座ってもつまらない。加藤官房長官をはじめ、西村、丸川など中身に乏しく感心させる話にならない。特に菅総理がつまらない。隣に座って経済を尋ねても、マキャベリとか自助しか言わず、「最後は生活保護がある」と冷たい言い草。

 

 これが「晴天を衝け」の若き渋沢栄一を座らせると、あの活き活きとした目で熱っぽく語ってくる。

 

 「国債を刷ったって借金だ」「いくら海外に資産があるからって、生活保護者だらけじゃあ話になんねえ」「少しずつ皆から金を集め、大勢の人を適材適所で活かしいくんだ」「合本って言うんだぜ」

 

 等の会話を想定する。まるで合う。総裁選の4候補者の中では、討論会同様に高市早苗が一番話が面白く、河野や岸田はつまらない。野田は得意分野の女性や子供ばかり話す。

 

 ちなみに竹中平蔵や小室圭は最初から乗せない。