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(少子化) 雇用対策とインフレetc.

 先日は東北の工場閉鎖、今日は和歌山の製油所閉鎖、と地方からどんどん仕事がなくなっている。

 

エネオスが和歌山製油所を閉鎖へ 需要減で効率化、転用困難(共同通信https://news.yahoo.co.jp/articles/935848c5cf390235fa54dfc37d7c19a7a3f7f71c

 

 コメント欄にもあったが、少子化から需要不足、売上減、閉鎖、更に少子化と負のループができていて日本が詰んでいると。

 

 筆者の少子化対策については、以前も書いたことがある通り、外国人やAIに代われない産業、例えば交通誘導員やタクシー運転手、配達員などの給料を国の力で給料を上げて家庭を持てるレベルに上げる、そうすることで多産化になる!?

 

 国はカネだけ与えるのではない。公共投資で知られるケインズ政策だが、日本の場合は公共工事が年度末の3月でいったん止まる慣習があるため、4月からの閑散期で交通誘導員は仕事がなくなって辞めていく。まずはその閑散期をなくす。

 

 そして、年間行事を増やすか組み替えるかして繁忙期が12月に偏らず広がるようにすればタクシー運転手や配達員も助かる。そんな工夫を業界も提言しないから、低賃金で少子化を加速させる経営で長期的には自分たちの首をしめている、実に愚かしい。

 

 さて、30年続いたデフレがどうやら今年辺りからインフレに変わるという記事が先週でた。

 

2022年は3要因でインフレ 長年デフレの日本は要注意 マネックスグループ松本社長(NIKKEI STYLE) #Yahooニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/c3e2df98353a784e98834db3fca70dabb123c9f4

 

 コメント欄には、同意しないという意見や賃金はそれでも上がらないという意見がある。

 

 ただ、30年前の経済学のゼミで、教科書の記述通りならこれからデフレになるのではと言うと、周りが教授も含めシーンとなったことを思い出した。時代の変わり目ならではの反応である。