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「状態と機能の話」サイト管理者の雑感ブログ

転換期はおよそ30年はかかる

 歴史の転換期(岸田秀氏の説をもとにした対立→逆転→移行→統合に→完成を加えた5段階)とは、年数にしてだいたい何年ぐらいだろうか? 

 

  前回の転換期の場合、軍部が満州事変を起こした1931年から始まって鳩山一郎初代自民党首相が退任した1956年まで約25年間だった。

 

  前々回は英明な君主の島津斉彬島津藩主に就任して海外の技術導入や軍事改革を行い江戸幕府とは別の新興勢力をつくろうとした1851年から始まり、西南戦争が終わった1877年まで約26年。

 

  その前は長く、北条早雲を初の戦国大名とすれば徳川家康の幕府設立まで約50年だが典型的戦国大名武田信玄で数えると約39年、更に前は後醍醐天皇から観応の擾乱が収まるまで約34年、もう1つ前は後白川院政から鎌倉幕府設立まで約30年である。

 

  では今回の転換期だが、対立型(二大政党制を唱えた)小沢一郎自民党を倒した細川政権の1993年から数えるともう28年になる。

 

  転換期というと常に軍事的な戦争がつきものと思われがちだが、保元平治の乱は京都の一部で行われた小規模のものだし、多くの土地では平常通り農耕や商売の日常が続いており、数名の大物政治関係者同士を基軸としていたと考えている。だから選挙戦も含まれる。

 

  むしろ転換期は科学技術的な革新が目立ち、戦争はそれに付随してくる。火縄銃、ガトリングガン、単葉機のゼロ戦の両翼からも弾が出て、と飛躍的にランクアップして広がる。

 

  今回の転換期も1995年のウィンドウズ95登場で従来のMS-DOSから絵的なアイコンに変わり、スマホの普及、ドローン、AIなどガラリと生活を一変させている。

 

  28年になる今回の転換期がいったいあと何年で収束するかだが、対立牽制を唱える小沢、保護するから駄目と破壊だけの竹中に加えて、創造や調整の段階を経て完成まで果たして約数年の30年ぐらいで終わるのか?

 

  5段階目が家康や尊氏、頼朝などカリスマ性が必須条件なら、日本国初の大統領になるのではないかというのが先日からの推測だが、このアイデア自体は別に目新しいものではなく、過去に何作品かあることが分かった。

 

  マーケッターの上田拓治が著した「日本国初代大統領(神戸明日人)」、漫画作品の「日本国初代大統領桜木健一郎」「日本国大統領桜坂満太郎」などである。

 

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  読んでから解説すべきだが、ネットで少し調べたところではどの主人公も若く格好いい設定で、危機にある日本を劇的に救うようである。

  しかし、実際の歴史上の完成者はそこまでアクティブではなく、周囲の有能な者をうまく使いながら最終的な勝利者となるカリスマ性と勘の良さがある。

  むしろ実務面で魅力的なのは4段階目の人たちで、北条時政にせよ足利直義本多正信坂本龍馬三木武吉など、調整を進めて5段階目を支えている。

  現代にそんな人物がいるのか? いれば一緒に仕事をしたいと思う自称3段階目である。