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地方が寂れる原因は常識

  地方が急速に寂れていっているニュースにコメントが多い。

 

  解決策はないというものばかりだが、昔は各地方とも活気があって賑やかだったから解決策はないはずはない。

 

  かくいう私も地方を捨てて都会に出た1人だが、今は阪神のどこかに住んでいる。ここはまだ寂れてはなく、学校に子供は多い。

 

  地方が寂れる原因は何か? なぜ昔は活気があったのか? 

 

  昔は交通機関が発達してなく、地方の有能な才能が簡単には外部へ流れなかった。そこで地方は彼らを活かして政治を進めたこともあると思う。

 

  だからこそ現代、地方は彼らを囲い込むことが必要である。予算を割き、仕事場を与え、育成する。

 

  馬鹿なことを言うな、と常識は反論する。自由を重んじる現代、彼らが都会に出たいと言えば止めることはできないし、依怙贔屓すれば皆が妬む。予算は公平に議員たちで決める。

 

  しかし、こうした常識こそが地方が寂れる真因なのである。

 

  有能な若手は地方の古株を脅かすからいない方がマシなので、上記の常識を理由に何もしない。

 

  まずは常識はあくまでも限定的なものとして、目的のもとに真剣に疑おう。