録画していた「ラストマン」と「私のおヨメくん」を見た。
感想を書く時期にしては遅過ぎるので、共通点だけ1つ。
最終回て、なんでこんなに空港のシーンが多いのか!
いったん別れたはずの主役2人だが、空港で1人が飛行機に乗る直前、走って追い掛けてきたもう1人と再会して仲直りする。
良い話だけどワンパターンである。
その原因を私なりに考えると、日本の古代神話である「古事記」まで遡る。
2人で日本列島を生み(国産み)、たくさんの神々を生み、あんなに仲が良かったはずなのに、火の神を生んで火傷して亡くなったイザナミ。
黄泉の国に入る寸前、追い掛けてきたイザナギと争い合い、とうとう永遠の別れになる。
それではバッドエンドだ。
ハッピーエンドで終わるためには、空港で再会して仲直りするようにならなければいけない。
こうした日本人の願望がドラマに反映してるのだ。
え? 海外のドラマは違うのか、て? スマン、わからん。
え? なぜ2時間サスペンスの最後はいつも海の崖の上なのかって? スマン、わからん。
ただ古事記は、その後イザナギが1人でアマテラスやスサノオ、ツキヨミを生み、「新たな時代」が始まる。
アマテラスが治めたタカマガハラがどこかは今も分からないが、遠く中国までその繁栄ぶりは聞こえ、東方には日巫女がいると知られていた。