天から地に来て天に帰るヒーローといえば、日本ではそもそも「ウルトラマン」がいた。宇宙の彼方、M78星雲から地球に来て、最後はゾフィー隊長とともに宇宙に帰るという設定。この「天~地~天」というパターンの系譜に、ガンダムやドラゴンボールも続いている。
陰陽編 ウルトラマン from reigan_skかk
各話の共通するパターンは、まず何らかの怪獣が出て来て、いったん危機に陥るものの、主人公のハヤタがウルトラマンに変身してスペシウム光線を放って勝ち、最後にシュワッチと言って飛び去る。スライドの通りである。
この「天~地~天」、つまり「気体~固体~気体」、冷却から加熱へと一巡するパターンのヒーローものは、遡れば更に原典がある。次回へ続く。