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(ガンダムとコロナ) 文句が多い民間人を多数抱えている艦

  人気アニメ「機動戦士ガンダム」の設定が、ちょうど今の日本に合致している。

 

  宇宙世紀0079年、戦争が始まり人類の半数が亡くなって半年、サイド7のコロニーの1つに突如ジオン軍の3機のザクが侵入して襲撃。連邦軍は入港中のホワイトベースに多数の民間人(高齢者や女性子供が多い)を乗せて脱出した。

 

  極東の島国である日本にも2月、新型コロナウィルスが侵入して以来、迷走している。国内には多数の高齢者をかかえており、ガンダムの話と同様にワガママを言ったりする。

 

  ホワイトベースの元々の艦長はパオロだったが負傷して亡くなり、従軍経験の浅いブライトが後を継いだ。プロの軍人もほとんどいない中、素人の若者たちで必死に戦場を切り抜けていく。

 

  一方、現代の日本ではネットで皮肉を書き込むカイのような者もいれば、看護に携わるセイラやフラウボウ、陽気に励ますリュウのような若者もいるが、確かにカイみたいな若者、セイラがビンタして当然と思う。

 

  安倍総理はもはや重傷で死期の近いパオロであり、春節にインバウンド優先で中国人を多数入国させたこと、クルーズ船内の区分けが甘く対応が杜撰だったこと、検査所の受け入れをわざと少なくして感染者数を誤魔化して発表していたこと等の責任をとり、早く退陣するべきである。

 

  後継には安倍自身の目で非常時に相応しい人物を指名する。パオロにはブライトが適任に映り、その後確かに幾多の戦場をくぐり抜け、今や他のアニメのヤマト艦長やマクロス艦長を抑えて1位として認められている。

 

  実話では敗戦後の日本において、鳩山一郎がいったん政界から退く際に後継指名したのが外交官の吉田茂だったが、その期待以上の活躍を見せ、早期の独立と復興を果たした。こんな大人物だったからこそ、先日のドラマで鶴瓶が演じたことがおかしいのである。マッカーサーはじめGHQの面々を演じた外国人が本物っぽかっただけに主人公の吉田鶴瓶が浮いていた。こんな選択ミスを平気で行うのが日本なのである。

 

  最後に当然、アムロに触れなければならない。アニメでの戦争を終結した決め手となった、機械好きで内向的な若者。

 

  その逆の持ち主には無理。今の日本も鶴瓶のようなホンワカした人を重要ポストに据える旧来のやり方では乗り切れない。誰もが一瞬えっ?と思う真逆の人物。例えば今年の大河の主役を演じる長谷川博巳のような人物がいい。

 

  そういえば映画でもゴジラ相手に長谷川は好演していた。