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人物比較表づくりのすすめ(麒麟追加)

 混迷を極める現代社会への有効策は人物の入替えや考え方の入替えしかない。その取っ掛かりとして比較表を自分なりに作ってみた。

 

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(2020年5月5日現在)

①は言うまでもなく小さいサイズの役立たずなマスクを考案、実行した名コンビ。この首相と秘書官は有事への資質を備えていないから退場すべき位置にした。

 

②は逆に有事の時こそ目立って好評な人たち。平時では知られないまま終わっていたかもしれない。まだまだ伸び代があると思う。

 

③も最近の発言を調べればまともな発言が多い。多くの著名人が一般人の集団ヒステリーに忖度している中でブレずに正論を吐き続けている。

 

④はアタマが良いのに政治的な発言や行動を一切行わず、クイズ番組に出演しているだけなのでもう退場してはと思い、この位置に置いた。

 

⑤はその逆で愚かなことを自覚せず日々スポーツ紙にくだらない発言を載せてはネットで叩かれている筆頭。元総理や元知事というだけで載せるマスコミも本当におかしい。

 

⑥は過激だがその行動が決して不要ではない気骨ある人として置いた。

 

 よく選挙に行こうと安直に言うが、まずは各自が上のようなマトリックスを作って考えてみる。そして、誰がマトモで誰がマトモではないか? 誰の活躍が不要で誰の活躍が必要か? 

 

 ⑥のような人たちももっといないと世の中は動かないが、何より②や③の人たちをもっと増やして力を与え、①や⑤と入れ替えていくべきである。

 

  ところで、大河ドラマ麒麟がくる」のバージョンも作ってみた。

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  右上は言わずもがなだが、人気の本木道三については「人の上に立つ者は正直であれ」と光秀に説きつつ騙して毒殺を行うので位置はもう少し左かもしれない。

 

  左上の松永久秀もこのドラマでは結構マトモで人気だが、いずれ将軍襲撃や裏切り等いろいろ掻き回すことになるのでこの位置にした。

 

  左下の斎藤高政は前回弟2人を殺し、次回で父親を殺し、光秀を追放し、戦国らしく生きた後に病死する。

 

  右下の3人や菊丸などは狂言回しと言われ、昨年の大河「いだてん」でもスポーツに全く関係ない落語家の一生が同時平行で描かれ邪魔だという声が大きかった。

 

  いかにも現代的なやり方だが、作品を真面目一辺倒で作らず、緩急をつけようとする傾向が作り手にある。「西郷どん」では稀代の陰謀家である岩倉具視役に鶴瓶を起用して「鶴瓶にしか見えない」と悪評紛々だった。

 

  麒麟を武将だけで描き、西郷どんの岩倉に凄みのある役者を使い、いだてんに落語家を使わない訳にいかなかったのか?

 

  和みも大事だが、時代は本気で実行する真面目さを求めており、視聴者も気付いてきている。気付きたくないのがテレビ局なのかもしれない。