NHK「お母さん、娘をやめていいですか?」が話題らしい。
全8回中の第6回を妻が視ていたので途中から視た。斉藤由紀の鬼気迫る母親役がとりわけ話題らしいが、単に怖そうに見せる斉藤の役に比べれば、怖くて逃げまくる娘役を演じる波瑠の方が際どいところをうまく演じているように思う。
波瑠は以前の「世界一難しい恋」での役が評判だった。次の「ON」のようなカゲのある役よりは「いたって善人」を演じる方が似合う稀有な人ではないだろうか?
ちなみに我が家も母と娘たちの関係は良い。いつかは巣離れすることは覚悟の上だが、今のところ考えたくない気持ちも分かる。保育園にも行かない次女の遊び相手は母と姉に限られており、私も帰るとビールを飲みながら相手をする。肴は遊びだ。
もし波瑠が父親と盛り上がっていれば、斉藤由貴はどうなるだろうか? 怒りの視線を向け、引き離す。このドラマでは波瑠が柳楽演じる彼氏の家に脱出すると、斉藤がついに本性を現した。極端過ぎるとは思うものの、公式サイトに多数の書き込みが寄せられるあたり、真実でリアルなのだろう。