兵庫県民で市井(しせい)の人との政治的交流もいちおうある。
斎藤元彦については前回の選挙戦の時から選挙スタッフへの買収や、維新ならではの前知事批判からの当選→しかし県庁建替を3棟のうち1棟だけにして職員はリモート通勤など、判断力に疑問符がつく人だった。
そのうち「おねだり」やら「俺は知事やぞ」「パワハラの内部告発」「公益通報違反」「職員自死」「百条委員会」など出るわ出るわで辞任した。
すると選挙戦にまた立候補してきた。これにはとある県民も「演説中に刺されるんちゃうか」と怒り心頭だった。
元県議会議員で尼崎市長を2期つとめて財政や治安を改善した稲村和美候補が出てきた時は実際見に行ったが、資質に申し分無しだった。
それでも先の都知事選では正攻法の蓮舫が負けて、カイロ大卒の学歴詐称疑惑や48億円のプロジェクションマッピングなど悪評だらけの小池百合子が3期目も当選した。三井不動産をはじめオール利権団体が総動員で動いたからだと思う。
都市博建設を途中やめさせられたあの青島幸男ショックの再来は二度と御免なのか、ムサシという票の集計機械が安倍総理に献金して全国の投票所に設置され、特に都知事選では全体の票数が違っても毎回選挙区の比率が同じという珍現象が三宅洋平Xで指摘されている。
11月7日のアメリカ大統領選挙も民主党得意の不正が行われればバイデンジャンプが再来してカマラが当選すると言われている。演説会場の盛り上がりは断然トランプなのだが。
話を兵庫県知事選に戻そう。
資質は圧倒的に稲村候補でも、Xを見ると大量のFF2桁以下の捨て垢たちがわきでて斎藤擁護を繰り広げ、反斎藤の投稿にしつこくからみつき、勝つ気満々でいる。
街頭では見え見えのサクラを動員して斎藤の支援者がさも多いかの演出を必死で行う。「斎藤引っ込めー」との正論が飛ぶと、「死ねゴラァ」と口汚い反撃が録画されていたが、どうも反社が中心にいることがよく分かる。
当初斎藤は著名な選挙プランナーの藤川晋之助氏に助けを求めたが断られたという。石丸を支援した時の露骨な捏造動画は藤川こそ諸悪の根源かと思ったが、彼なりに紆余曲折を経た中で真面目にマニュフェストを作成して訴えても虚しかったことから至った選挙手法だと分かり、表情の曇りから彼自身罪の意識も大きかったようだ。(後述するが小手先のマニュフェストだから敗れたのだ)
逆に、斎藤が次に泣きついた明石の選挙プランナー、朝比奈秀典氏は倫理観のカケラもないやり口で正論垢からの批判が多い。
「起こせ斎藤ビッグウェーブ」と銘打って、Xや動画、演説など取り仕切り、さらに東京からN党で著名な壊し屋、立花たかしを呼んで百条委員会関係者の各事務所を突撃して動画を拡散したりしている。
一言でいうと気持ち悪いと言われている。
Xの斎藤擁護も街頭の同じ顔ぶれのサクラたちも。それが何者たちなのか、安倍国葬でも動員されて国が黒塗りで回答を拒んだ統一教会関係者、その裏のCIA、自民党や維新の会、アトキンソンや橋下徹など新自由主義者たち、ザイム真理教と呼ばれる財務省周辺、渡邉恒雄独裁体制の読売新聞をはじめとするオールメディア、無能でも居座り続ける十倉率いる経団連、不買運動が続くサントリー新浪も「納期を守れ」と迫るマイナンバーカード関連…。
さすがに政府支持率は落ちて岸田は解散を打てず退陣、石破は就任当初の御祝儀支持率の高さを頼りに予算審議もなく卑怯な衆院解散、その結果はもっと落ちても良かったが大惨敗。キャスティングボードを握った国民民主党の玉木雄一郎が風見鶏ぶりをいかんなく発揮して国民を不安にさせている。
本ブログなりの結論はそろそろ破壊じゃなく建設的哲学の必要性に気付けよである。
これは稲村候補にも言える。
多彩な兵庫県の特色を「衣食住×衣食住」の9業界で分け、例えばファッション(衣の衣)の三ノ宮、グルメ(食の衣)の灘の酒、インテリア(住の衣)の姫路城、他に川崎重工や淡路島のたまねぎ、三田ニュータウン、甲子園やポートアイランドのスーパーコンピューター、空港や港など画像つきで提案書をまとめ、送信したが無視されている。
対話も大事だが、骨格となる理念がなければただの御用聞きで終わる。対症療法でどうにかなるとは思えず、根本的なところから始めなければならない。
思えばこの話を面白がってくれたのは昔の大政治家ぐらいで、あまりに小粒化した現代は多少のいいねが固定ページに時々つくぐらいである。