草分け中

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価値の高低について

11月に入ってもまだ暑い日が続く中、デーブ・スペクターが粋な投稿をした。

 


デーブ・スペクター on X: "これから秋葉原に冷房を買いに行きます" / X

 

  そう来るか! 

 

  うん?

 

  So coolか!

 

  返信すると、いいねはいつものヒロシさんだけ。敢えて邦訳(とても涼しい)はつけなかったが、そんなものか…

 

  やがて、英語のダジャレも得意な、これもいつもの甘口さんが高評価をつけた。


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  だから日本はダメなのだ。肩書きや知名度があればどんなに駄作な投稿でも評価がつき、どこの誰かわからない人は「上手い👍」とつくものでも1か2のみ。

 

  裏垢(学問垢)の交流もホンモノを見抜くせいか最近は少なくなった。


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  ここで引用した利休のエピソードは、説明しなくても分かる相手なので省いたがこういう事だ。

 

  あるとき利休が所蔵の茶器の数々を弟子たちの前に広げ、好きなものを1個ずつ持っていくよう言うと、最後に1個だけ真っ赤な湯呑が残った。その1個は本当に価値がないものなのか?

 

  その赤さから、利休は名前を「柿守」とつけた。当時、柿の実が成って収穫する際、来年もたくさん実りますようにと1個だけ枝に残して木を守らせる習慣があり、やがて熟すとよりいっそう赤くなるからだ。

 

  すると、最も価値が低いと思われたはずが、柿守という名がついた途端に最も価値が高い茶器に変わったという。ものの値打ちについて深く考えさせる話である。

 

  自説も現状誰からも見向きされない。

https://reigan3941.hatenadiary.com/entry/2023/10/14/012439

 

  しかし、何度読み返してもこれほど現代に重要な話はないのではないかとの思いは変わらないし、だからこそ私のところに来たのだと思う。

 

  やり方次第ではとも思う。

 

  最近、万博問題について批判者の多くが悪口を言うだけに終始してるので、あの泉元市長までそうだから、久々に投稿し「実際に中止した青島都知事は凄い」と皮肉った。

 

  青島都知事への思い入れの強さは上記前回記事参照。

 


善政党3公7民😊👍 on X: "@izumi_akashi 自らの知名度のみたった1人で知事選に立候補して、選挙スタッフゼロ、選挙カーも街頭演説もゼロで、ただ都市博中止だけをメディアで叫んで、当選確実視されていた自民側の石原信雄を破り、東京都知事となって公約を果たした青島幸男を思い出した。凄い男だった。 https://t.co/WwGYTXNNxo" / X

 

  やがて、30年前のこの出来事を引き合いにする投稿が増え、現実的な中止論議が高まるようになった。