草分け中

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(直虎)信長がチンピラ過ぎるから茶碗が高価に見えない

 とかくチンピラが目立つ。信長をああもチンピラに描くと茶碗の価値も下がって見える。

 

 前回の大河では落語界の大御所を千利休にしたから茶碗が高価に見えたものの、信長を海老蔵に演じさせればあれが限界になってしまう。天才にも見えない。

 

 徳川家もチンピラが多い。チンピラばかりだから家康がマトモに見える。井伊万千代も今のところチンピラ。本多正信(ノブ)は対照的に非チンピラの面が際立つ。

 

 戦国時代はそんなにチンピラが多かったのか? そう言えなくもないが、大河が低レベルになってしまう。井伊家にはあまりチンピラがいなかったが、織田徳川ももっとハイレベルな人を揃えてほしい。

 

 

(選挙)露朝はミサイル再開へ

 選挙中ついにミサイルは来なかった。なぜか? 誰も分からない。

 

 選挙前ミサイルは異常に多かった。安倍の解散宣言はそれを受けてのものと思うが明確に書かれたものはない。そして選挙が終わった。ミサイルは再開するのか?

 

 今日のニュースで北朝鮮の外交担当の女性がアメリカとはもう核放棄を前提にした対話には応じないと明言した。核は放棄しないと。アメリカはどうでるか。

 

 北朝鮮の裏にはロシアがいると言われるが、KGB出身のプーチンはアメリカではトランプが勝つよう手を回し、日本でも安倍総理を森友加計でかき回したと思われる。そこで安倍総理は解散を宣言、ロシアは枝野を推し北朝鮮のミサイルを止めた。マスコミにも手を回して枝野を推した。と思われる。

 

 小池と前原も反ロシアと思われるが詳細は不明。ともかく選挙は終わった。結果は出た。露朝は次のステージに移る。安倍は戦時体制を整える。

 

 と思われる。

悪質クレーマー法はできるか?

 今朝のヤフーに悪質クレーマーを考える記事があり、同意するコメントも多かった。

 

 記事の趣旨は、クレームと悪質クレーマーは違うこと、悪質クレーマーには毅然と対応することの2つで、同意コメントの中には悪質クレーマー法なるものをつくってはどうか、というものもあった。

 

 業界によって内容はそれぞれだが、悪質クレーマーの多くは自分が世界の中心である、と思い込んで確信犯的に理不尽な言いがかりを言ってくる。

 

 それらに対して、毅然とした対応をとる人やその指示を出す人に対して、社内から止めようとする動きも事実ある。多くは怖いからだが、こうして社内が分裂したり足並みが揃わないと相手の思うツボになる。

 

 その分裂を脇で見ているさらに多数の者は、もう人間に対応する仕事自体が嫌になってくる。

 

 こういった流れを放置すると、コメントにもある通り日本は破綻するかもしれない。国が本腰をあげて、悪質クレーマー法の制定、罰則の強化、道徳教育での例示などを行うべきである。

 

 

 

 

小池&若狭は最近のある失速パターンに則っている

 希望の党が失速。原因は若狭勝だと言われるが、確かにいかにも今風な失速なのである。

 

 先日も書いたが、この9月に3つの失速があった。民進党の将来の党首とも言われた山尾志桜里とイケメン弁護士との不倫疑惑による離党。来年の大河出演も予定され最近再び売れてきていた斎藤由貴と医者とのダブル不倫による大河出演辞退、そして元人気歌手グループの一員で自民党議員だった今井絵理子とイケメン市議会議員とのダブル不倫が新幹線で撮られたこと。

 

 3人の女性はいずれも容姿と地位と財力を持ちながら、弁護士や医者や政治家という社会的地位の高い男性と不倫を行いそれらを失った。

 

 このパターンに、小池百合子都知事も当てはまりかねないと思うのは、右腕でもあり希望の党の党首でもある若狭勝氏が、元弁護士で当選2回の、髭や眼鏡で宮崎駿風の見た目をつくりつつもオーラがなく、小池都知事の古くからの腰巾着だったところからである。

 

 どうも2018年は、この9月、10月あたりからこういったパターンがしばらく続くのではないかと思われる。

 

 つまり、容姿は若い頃より衰えつつも地位や財力のある女性が、夫や今の家庭に物足りなさを感じたのか、それとも自分より若くて医者や弁護士、政治家といった社会的地位のある男性との交流を通じて次第にのめり込み、それが公になる。そこに一般大衆は嫌悪を抱く。もし希望の党の党首が小池か、もしくは若狭以外の政治家だったらその後は少しは違っていただろう。

 

 

 

 

(直虎)阿部サダヲの今後に期待

 徳川家康を演じている阿部サダヲは、「マルモのおきて」で演じた気弱で優しい役を他のドラマやCMでもよく見る。有能な刑事役も恐ろしい犯人の役も似合わないし、医者の役も美人女優との恋愛ものも想像がつかない。

 

 この大河の徳川家康阿部サダヲが演じていても、当初は菜々緒演じる正妻の尻に敷かれており、このままのキャラでまさか時が経つのかと懸念していた。

 

 すると今回頃から、明らかに家康の顔つきが変化した。髭を蓄えて家臣に睨みを効かせる時もあれば、小姓に皮肉を言って震え上がらせる怖さも、そして依然続く優しさ、今川から織田に変わっても続く圧力に耐える我慢強さ、いろいろなキャラが重層的に備わる複雑な家康を演じられている。

 

 舞台出身だから本来そういう役もできる俳優だったのだろうが、テレビではどうも気弱で優しいポジションに今まで収められ過ぎていた。もし民放だったら六左の役になっていたかもしれない。ところが今回、阿部サダヲはついに将来の天下人の役を演じた。もし映画監督やテレビマンがこれを見れば、次の作品への新しい一面を加えた起用を絶対に考えるだろう。

 

 もちろん優秀な脇役がいればこその話である。石川数正酒井忠次本多忠勝榊原康政、そして何より柴崎コウの直虎と菅田将暉演じる直政がひざまずき畏怖するからこそ家康との構図がキマる。その家康を普通のベテラン俳優が演じるだけではただの上司や社長に過ぎない。阿部サダヲが演じるからこそ複雑さが出てくる。

 

 実際の家康も複雑だったと思う。三河領主の家に生まれながら織田の人質、今川の人質と渡り歩き、当代一流の人物たる雪斎禅師に師事し、当時最強の武田信玄と敵対し、当時最狂の織田信長と兄弟になる。並大抵の神経では持たない。怖さ、優しさ、我慢強さを併せ持つようになる。

 

 

 

 

(ドクターX)医療版 影の立役者

 話題の難手術を行った医者は、実はバイトだった(請求額は○千万だが)という設定でお馴染みのドクターX。

 

 フリーランスの医者というものが実話なのか架空なのか視聴者には分からないために毎回冒頭に説明が入る。今回は、2017年、崩壊した白い巨塔に建て直す動きが出てきた、と述べたので「あれ?」と視ていると、大地真央演じる新しい院長が登場。今シリーズは米倉vs大地か?まさかと思った。

 

 途中まで良かった女院長。患者ファーストを掲げクリーンなイメージ、賄賂を拒絶。しかし、小池百合子を思わせる新女ボスも長くは続かなかった。最後はいつもの悪役、蛭間重勝に院長の座を奪われ、1回のみの登場に終わる。来週からは米倉vs西田の見慣れたパターンがさらに進むのか。

 

 このドラマが人気の秘密は多いものの、難手術に影の立役者がいる設定に実はどの分野にも通じるリアリティがあるからだろう。

 

 

DQNは弱我の一種

 東名高速の石橋容疑者について、ネット上では「DQN」と言われている。

 

>運転手に「お前遅い!」などと暴言を吐いたこともあったとか。またこの知人は、石橋容疑者が「当たり屋とかもしていたんですよね」と明かす。走行する車にわざとぶつかり、相手に金銭を請求していたというのだ。

 その後、フィールドキャスターの広瀬修一が、さらに詳細をまとめたボードを使い解説した。それによると、石橋容疑者は「車の運転が荒く、年に2回ほど事故を起こしていた」「別居する父親から5000円~1万円をガソリン代として借金していた」という。

 石橋容疑者が1年に2回の事故を起こしていたという事実に、高橋克実が「あまり考えられない」と指摘すると、安藤優子も「多すぎですよ」と漏らしていた。

 

 ・・・「DQN」の特徴として、「眉毛が細く薄い」「髪を金髪や茶髪にして伸ばす」というものがあり、まさに高橋克実氏とは真逆である。眉毛は人相学的に意志の強弱を表すが、漫画「北斗の拳」では主人公の真面目なケンシロウの太眉とは対称的に、敵のザコキャラは眉毛が薄いDQNに描かれている。

 このブログで最近触れている「弱我」の典型とも言える。昨今は地方に行くとこの手の顔が本当に多い。別に日本政府が狙ってそうした訳ではないと思うのだが。

 

 「北斗の拳」は核戦争後の荒廃した世界だったが、バブル崩壊後の荒廃した地方という点では近い。そして「当たり屋」稼業はもう古いという意見もあるが、スッキリと解決する仕組みはまだない。ケンシロウのような解決法は不要だが、このような弱我の問題にはもっと取り組むべきである。