新サイト「循環型経済の指標」を立ち上げた。
メインサイト(タイバネティックスの講義録)のような複雑性は持たせず、実用性を重視した。
改めて「循環型経済」をググると、奇妙なことに気付いた。
先ず、意外と出てきたこと。しかも、昔のような循環型社会と区別されていない言葉ではなく、英語で「サーキュラーエコノミー」と明確に呼ぶものになっている。
サーキュラーエコノミーで検索すると更に出てくる。そして、特にここ1,2年ほどのごく最近の間に、欧州発で提唱されている。イギリスのエレン・マッカーシー財団、アメリカのアクセンチュアというコンサルティング会社、そのディレクターのピーター・レーシーと著書、これらを日本のビジネス関係のメディアが紹介している。
私なりに面白いと思ったのは2つ。単なる資源上のエコに限らず広域に捉えてる点で同じ思いであること、ただ循環は当たり前過ぎる話で、直線の方が誤っているのだが。もう1つは、サーキュラーエコノミーに学者という言葉を加えて検索しても出てこないこと、これは経済学者が旧来の経済学の輸入専門だからでもある。ただ欧米では循環型経済の学位をつくる大学も出てきている。