労働時間がますます重要視される昨今、納得できない発言も散見される。
例えば日頃の技量が未熟な怠惰で屁理屈の多い人間が、規定時間内に仕事を片付けられなくて残業になる場合である。残業代を支払う会社でなければ振替休日という形になる。
「振休が30日溜まった」「振休が40日溜まった」 別に調整してとればいい。
しかし、そんなセリフを吐く人間には共通点があり、休日夜間に会社から電話が掛かってもまず一回で出ない。
それだけ労働意欲が低下している証拠であり、仕事や会社をナメており、やがてはしっぺ返しを食らって振休を全部消化してさっさと消えてくださいとなる。
簡単に言えば、実力もないのに高給をもらっている人や、実力ある同僚や後輩に抜かれる人が、自ら努力をすることを諦めて、今度は労働時間のエキスパートを主張するようになり、やがて自滅していくのである。
休日夜間に電話に出ず、どこかの誰かが自分の代わりに仕事をして自分よりもうまく解決していくことを暗に認めているから電話に出ない。それが繰り返されてますます肩身が狭くなっていく。
ただこの事実を本人には知らせない。穏便に辞めていただき、やる気のある者のみ育成して強いチームをつくっていくだけである。