今朝飛び込んできた女優の出家のニュース。1時間後にはもう「おんな城主直虎」と比較する記事もあった。
女性が出家して尼になったりシスターになることは昔からある。ただ井伊氏本家の1人娘が出家することはそれがお家の安泰につながるからだった。今日の直虎はそこまでよく考えて直親が求める還俗と求婚を断った。
南渓和尚が言うところの古代中国の例え話の謎が解けた訳である。「国を想う者は目先の欲に負けて饅頭を全部食べてはならず残すべき」だと。
さて、このように和尚の話には普遍性が高いものが多い。誰が聞いても納得する。しかるに清水富美加が出家する先の「幸福の科学」は、信者以外の人たちにどれだけ認められているのだろうか? 結局、新興宗教の域に留まったままでいる。
そんな新興宗教に、公開前の映画やテレビや放映中のCMなどたくさんの関係者に多大な迷惑をかけて出家するという。その宗教はむしろ待たせるべきではないのか? 自分のところのことしか考えていないだけと批判されて当然だろう。
まあ、以前から変わった子に見えていた人が変わっているところに行くだけだが。
※筆者註:先ほどこの時間のニュース記事を改めて見ると、清水の主張に賛同する書き込みが増えており、確かに納得する部分もあった。能年もかつて同じ事務所で、仕事選びでこの事務所と揉めていたことを思い出した。