仕事ができる人は、比較的に他人より仕事が自分だけできているだけではない。
自分だけ仕事ができても駄目で、自分の他に仕事ができる人をたくさん作れなければならない。
しかし、発掘や育成に鉄則があるとはあまり聞かない。できる親のドラ息子、トビが鷹など、鉄則がなく偶然の作用が大きい。ならば神頼みか。神職も大聖人が出るのは少なく、凡庸なのが多い。
結論から言うと、非凡な部下の発掘と育成と定着を行い続ける。駄目な部下は淘汰される。十哲(孔門十哲や利休十哲)や四天王(徳川四天王)、三羽ガラス(モルトケの三羽ガラス)は自称ではない。
他からそう呼ばれるようになり、やがて極めて稀有なケースとして何十年、何百年経っても理想とされる。