いま放映している「ウルトラマンゼロ クロニクル」。
懐かしい黒部進(ハヤタ)と森次晃嗣(モロボシダン)が出ていた。黒部は若いとき渋谷駅前で靴磨きをし、森次は新宿歌舞伎町の店で皿洗いをしていた過去がある。憑依したものがウルトラマンとウルトラセブンだったかはともかく、天使でいえばミカエルとガブリエルの2枚看板に当たるだろう。3番目のラファエルから格段に知名度が落ちる。
宇宙を舞台にしつつも、このシリーズはウルトラファミリーというように家族をテーマにする。ウルトラセブンの息子がウルトラマンゼロという設定。アメリカのスターウォーズも主人公ルークの父親が敵のダースベイダーだった。最近本当に生命がありそうな星を発見したとNASAが発表したが、大宇宙に普遍的に家族はテーマになるのだろうか?
だとしたら、親と子の間に通じる「波」(量子的なもの)が我々地球人と宇宙人の間に共通していることになる。たとえ姿形は違っても。いや、先に存在していたのはこういった「波」ではないのか。波が先にあって、後からモノやムシやヒトができた。
アルファ波やベータ波といった脳内の波もその名残りである。問題は、ヒト同士の確執やクニ同士の確執の解決法だが、従来は戦争や話し合いしかなかった。しかしその奥底の「波」に問題があるならば、新たな調整方法があるのではないだろうか。
詳細はいずれメインサイトに載せる予定。話を先に戻すと、黒部や森次の位置づけや振る舞いが、聖書内のミカエルやガブリエルに似ており、波的には同じものだということである。