一見偶然に見える出会いが、実は偶然ではない。
それは“深層の意識がセッティングする”必然なことなのだ!
・・・という話の類(たぐい)は、とても魅力的な感じがするが、神秘か非科学のようにも聞こえる。
例えば時々紹介する漫画「ハード&ルーズ」(※1)25話の最後に、こんなシーンがある。
主人公の私立探偵が、急に様々な人と一緒に新しく探偵事務所を開くことになる展開で、これは決して偶然なことではなく、深層の意識がセッティングした必然であると、ユングの「シンクロニシティ」という言葉を使って表現している。
興味のある方にお薦めするサイトとしては、ウィキペディアよりも、このサイトの方がわかりやすくよくまとめられている。
ちなみにスティングのバンド、ポリスの人気曲「シンクロニシティ」にはⅠとⅡがある。
さて本題だが、実現したいことが何でも叶う訳がないにせよ、シンクロニシティがあれば叶うこともあり得るのではないかと希望を抱かせてくれる。
ではどうやれば良いのか?
深層の意識にセッティングするのである。常に意識するのではなく、常には意識しない。意識的には忘れてしまうのだが、奥底の深層意識には残っている。
あと実現度を高める要素として、バイオリズムの波が上昇中か、占いの波が上昇中か、予算や能力の範囲内か、権利や資格、神社へのお参りや風水、知識や経験、ビジュアルや話し方のアレンジ、社会背景や時代背景・・などいろいろ絡むと思うが、「ハード&ルーズ」2話の冒頭シーンのように、「全ての人間は自らふさわしいものを得る」と楽観するのも良いだろう。
ボブ・マーリィの名曲「no woman no cry」の一節である。(ジャマイカ英語的には“泣かないで”という意味らしい)歌詞
※1 この漫画にハマる人もいるが、所詮は“野良猫”の生き方であり、安全な家猫の方々は、読者に自由を勧める作者自身が出版社の“飼い猫”だと気付いて中毒にならないよう注意してほしい。