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(小室問題) 寝返りドミノが始まるか?

 今朝、ヤフーの記事を読んで目を疑った。

 

 眞子内親王と小室圭の表題なので、最近多い10月に結婚して渡米することを前提とした話の1つかと思っていたら、真逆のスタンスで「強烈な違和感を感じる」とあったからだ。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/4efc3b53c81bff4ce99a9cd06bcf42dcfd3ee461

 

 読後、早速「久々にまともな記事を読んだ」とコメントしたところ、同じ書き込みが多数あって笑えた。

 

 それだけ、狂った記事が多くて皆が辟易していたのだろう。そして、書き手の宇山卓栄こそ立派だが、彼以外のオピニオンリーダー、例えば人志や孝志、光、ひろゆき等もこの問題から逃げまくったヘタレだったことが分かる。

 

 私も自説のスライドをせっかく認めてくれた国立大学の哲学教授がこの問題に距離をとったので怒ってほぼ絶交状態になってしまった。

 

 それにしても、記事自体は読者たちにとって何ら目新しいものはなく、ごくごく当然な内容という受け止め方が多い。

 

 今回衝撃的だったのは、そんな記事を大手メディアの1つである現代ビジネスが公式に掲載し、更にはこれまた大手であるヤフーやライブドアが配信したことである。

 

 当然、多くの人の目に止まることになり、約3000ものコメントが1日に書き込まれた。ツィッターを含めるともっとあるだろう。

 

 今月に入って急に増えてきた各女性週刊誌の10月結婚ネタは、確かに宮内庁関係者が裏でリークし続けていたとしか思えないが、その狙いは「さっさとこの問題を終わらせたい」「国民は次第に忘れるという見通し」という役人根性だと記事は書く。

 

 ユーチューブでは最も斬り込んでいる篠原常一郎氏は単に「お二人が10月に30歳を迎える」ことだけが根拠で報道しており、現実的に考えて準備も予算も何も整ってなく無理だと述べていた。

 

 私は宇山、篠原両名ともその言い分に特に異論はないが、このたび何故ヤフーやライブドア、現代ビジネスが公的に取り上げたのか、その狙いが日中ずっと気になっていて考えていた。

 

 これは一種の寝返りではないのか? 歴史に例えれば、鎌倉時代末期に幕府側の有力御家人だった足利高氏が関東から軍勢を引き連れて京都まで来たところで後醍醐天皇側に寝返って六波羅探題を攻め落としたことに匹敵する。 

 

 以後、ドミノ現象で各有力御家人が寝返り、最後は新田義貞が本拠地の鎌倉を攻め落とした。

 

 小室圭も秋篠宮宮内庁もまだ自分たちの思惑通りに事は運ぶと思い込んでおり、撤回する意思は更々ないようだが、もし「女性週刊誌の報道に強烈な違和感」と同様の記事が立て続けに配信され、国民の多くが納得していけば、さすがに強行は不可能である。

 

 流れが反転して破談という結論に至れば、この日は革命記念日として位置付けられることになる。今回初めて寝返った彼らは、高氏のように大評価される。