草分け中

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世界の7エリアが機能を分担しあう

  ボビー・オロゴンの記事に関係なく米中を見比べているうちに今日書こうと思ったことだが、彼は投資を行う際に世界をアメリカ、ヨーロッパ、日本、新興国の4つのブロックに分け、カネの巡りに合わせてうまく儲けていたことから、私の機能分担仮説と重ねられるとふと思った。

 

  この仮説自体はかなり初期の頃に何となく思っていて、何人かが集まった場合、誰かが判断して指示する、別の誰かは判断せず指示される、また別の誰かは判断の材料を提供する、等と分けられていくようになる。身体の機能が自然とそうなってゆく。

 

  これを世界に当てはめると、今やスマホが普及して世界がますます狭くなっているが、例えば日本は判断せず指示される国で、外国のどこかは判断して指示する国、また別のどこかの国は判断の前のよく考える国になってゆく。すぐに思い浮かぶ国はアメリカだが、リーダーらしく指示して他の国々が簡単に指示されたりということはない。

 

  むしろ白人たちの中で依然格上なのはヨーロッパで、会議でも理性的な発言がよく出てくる。逆に日本が国際会議で理性的に目立つことはあまりなく、敢えて言えば文化面のセンスで光るところが多い。そして韓国はというと、日本ほど感覚的ではなく、よく知られている通り感情が目立つ。

 

  では中国は何か? 理性もセンスも感情も違う。もっと基本的な生命力そのものなところではないだろうか。

 

  更に西へ進むとインドがある。インドといえばゼロ発祥の地である。中国の基本的生命力よりももっと本質的部分か。

 

  その西には中東がある。アッラーの神が似合う土地で、この唯一神が支配している。アイデアを閃いた後にその種を育て現実化する段階である。

 

  アイデアを閃く段階をヨーロッパ、閃く前段階のよく考える段階をアメリカ、考える前の感覚的に情報収集する段階を日本、とすれば、世界は7つに分けられて一巡する。ボビーの場合は4分割・・、コロナで目算が狂って荒れたのかは不明だが、私にはこの7分割(インド0本質→中国1生命力→朝鮮2感情→日本3感覚→アメリカ4思考→ヨーロッパ5霊感→中東6維持→→→インド0本質)の方がしっくりくる。

 

  南米や東南アジア、ロシア、オーストラリア、アフリカなどについては上記の機能分担の輪の中に入っているかどうか明確ではない。アフリカ出身で親中国のテドロス事務局長は確かに欧米や日本よりももっと基礎的なことしか言ってない。

 

  この世界7エリア機能分担仮説はおそらく仮説ではなくなり、地球が狭くなるにつれてますますそうなっていくと思う。その先には、地球の緯度と経度が交差したポイントに国際政府の支部が作られることになるだろう。日本では東京や大阪でもなく明石である。