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スライドギャラリー旧館9 自己という極を中心に置く部屋

 今回は先日の3,5,6の3番目のスライドを中心に展示する。それをプレート状にまとめたものがこれ。衣食住のプレート内で薄く塗った「幻想と現実」、「財産と資本」、「権利と義務」の6つが最も重要である。

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衣食住のプレート

 右上は記号表記したもので、アルファベット26文字のうち子音字の小文字14個を日本語の五十音の順に操縦側に並べ、大文字を信号側に並べた。母音字は日本語の五段活用のように各状態をつなぐ。例えば「見て興味を持ち意味を知る」場合は「kisitu」である。残る7文字は7つの心機能に当て、大文字を操縦側の状態にかかる方、小文字を信号側にかかる方とした。その中の極の「x」は自己心機能であり、心理学者ユングが自己は自我と違い周囲の環境も含むと言った通り、自己紹介をするときの自己は上記の6つを全て含む。「私は〇〇の出身で(現実)、将来の夢は~(幻想)、一軒家に家族と犬(財産)、車は1台と船1艘(資本)、お店の店長で(権利)、地域の役員(義務)をしている」

 どのプロセスも、前半は自己をもとに送信し、後半は受信して自己をつくる流れである。以上で衣食住の状態についてはいったん終了する。9つのギャラリーは次回から「旧館」と改め、次回からいよいよ「本館」、そして「別館」が始まる。本館では今まで出て来なかった大文字の母音字が登場し、状態同士の裏側の関係、法則が明らかになる。