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各政府の情報操作とネット民の批判

【昨年末の中国政府】

「未知のウィルスが武漢に発生した疑い? そんなの表沙汰にできるか! よく確認して実際どんなウィルスか分かるまでは情報を漏らすな!」

武漢中に感染が拡大してしまった。

 

【年初の日本政府】

「新型コロナウィルスは感染力が強い? だからといって春節の入国を全て止めたら中国頼りの日本経済が大打撃を受けるだろう。馬鹿なことを言うんじゃない!」

→国内に感染者が発生してしまった。

 

【2月の欧米政府】

「日本に寄港している豪華客船への対応は日本を叩くいい機会になる。欧米はアジアから遠いのでこんな寄港はない。船の乗員が帰国してもきちんと検査や隔離措置を行えばいい!」

→陰性の結果で帰国しても潜伏期間だった。ハグやキスの習慣で感染し、やがて陽性結果が爆発的に増えた。

 

※こう見てくると、どの国の政府も最初は過小評価して国民を不安がらせないように努めたり、他国を非難して我が国は大丈夫と国民を安心がらせたり情報操作を行うものの、やがては感染が広がって休業や休学、医療崩壊などが起こっている。ネットでは、「中国政府が隠蔽しなければ」「日本政府が春節の入国を止めていれば」「欧米政府はアジアを悪く言い過ぎで自国の方が甘いじゃないか」などと後になって批判するが、では自分が政府当事者になったら百点満点の対応が出来るのか?

 

  受験勉強には必ず正解が1つあって、正解以外の回答は全て誤答になるものだが、受験勉強を潜り抜けてきた人々は各国政府が正答を回答していないという感じで批判する。

 

  しかし、これは受験問題ではなく、正答と誤答の2分法を行う話ではない。例えば航空業界や観光業界も今後は今までと同じノウハウが通じず、何が正答か誤答かと机上だけで判断できない。

 

  昨年までのノウハウが通じず、今年からは何もかも違う。当面はどの国の政府も地に足の着いた姿勢で状況を正確に把握しつつ現実的に対応するしかない。ストレスは当然溜まる。ネットの批判は全てではないが多くはそのガス抜きに過ぎない。