Eテレ「哺乳類はどこから来たのか?」は予想通り面白かった。
その昔、「哺乳類は爬虫類から進化した」「恐竜が滅んでから発展した」が定説だったが、2004年に中国で発見された化石から、哺乳類は恐竜全盛時代にすでに堂々と活躍していたことが明らかになった。群れを成して恐竜の子を捕食していた哺乳類もいたという。
視聴後に調べたところ、平成24年の教科書では、魚類、両生類と進化した後、爬虫類や鳥類に進化したコースと、それとは別に哺乳類に進化したコースに分かれたと明確に書かれているらしい。
我々の祖先とは、ネズミのようなジュラマイア、そして両生類や魚類となる。更に遡ると真核生物、原核生物、ウィルス?になるかもしれない。しかし、
無生物から生物をつくることは実験科学ではいまだ出来ていない。想像では、有機質のプールへ雷等のショックが起きたとか言われているが、今ひとつ説得力に乏しい。ここで整理すると、
・生物から生物はある。
・無生物から生物はない。
・生物から無生物はある。例えば爪や糞や汗など。神話の女神にも物や大地を産む話がある。
では、生物を遡ると・・・、どこまでいっても生物だと思う。隕石説もあるが、生物がいないとされた時代の地球にも、化石こそなくても何かいた。
何か? 生物に普遍的な食欲や性欲や恐怖、慈愛などの感情の「波」が量子の形ですでにあった、と考える。この意識の「波」が先行して、後行たる物質や生物進化に影響したと。
中でもバイオリンやピアノ等の楽器を通じて明らかになる美しい音楽という存在も、先行して実際にある神々しいものだと思う。