「財務省から国税庁を切り離せ」という議論やサイトがある。財務省解体を目的とした側からの発信が多いようだが、国税庁の中身を知ると別に財務省の管轄下でなくとも良いような気がしてきた。まずはウィキペディアの記事から・・・
これを見ると、「酒類」という字がたくさんあり、よく目立つ。酒やタバコ等のいわゆる「嗜好品」に税をかけるばかりの役所というと言い過ぎだがほとんどと言ってもいい。
で、この嗜好品というものは哲学思想的にどこに位置づけられるか、「衣食住×衣食住」の9分類でいくとこうなる。(主サイト「タイバネティックスの講義録」より)
「嗜好品」とは、そして「国税庁」とは、上の図で言うところの「食の衣」すなわち「グルメ」の箇所にあたる。その上が文部科学省、すぐ下へ行くと国税庁、その下が文化庁。隣りの列には経済産業省や農林水産省、国土地理院、一番右の列は上から防衛省、厚生労働省、国土交通省や外務省などが当たる。
で、結論だが国税庁という名前はやめて、正直に「嗜好省」または「嗜好品省」に改めてはどうだろうか? 日本が誇る日本酒や焼酎、味噌や納豆などの醗酵食品など味覚の数々、そして贅沢品等を国としてバックアップする役を担いつつ徴税も行えば、人々はそんなに抵抗感を覚えないだろう。品質が向上することも大歓迎のはずだ。
古代ギリシャを治めていた「オリュンポスの12神」の中にも、酒の神ディオニュソス(ローマ神話名はバッカス)がいた。