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姓名判断における15年と30年

「東京30年周期説」や「企業の寿命30年説」、他にも流行が30年ごとにくるとか、人生の輝く期間は30年など、30年に関するものは多い。さらに「昭和の15年周期説」も重なるので、この背景にあるものは何か、いよいよ気になってくる。

人間が行うことの結果として、このような30年や15年に現れているので、主役である人間の側に、何か原因があるのではと考えられる。経済動向や人口、年齢等の構成も背景にはあるが、中心人物(キーマン)がいなければ企業や流行も動きはない。

そこで角度をもう少し変えてみると、中心人物(キーマン)たちの運勢にスポットライトが当てられる。星座占いや四柱推命、血液型などいろいろある中で、今回は姓名判断について見ていきたい。

恐ろしいほど当たるという人もいれば、まったく当たらないという人もおり、画数の数え方も新字なのか旧字なのか流派ごとに違いがあるが、共通していることとして、

・名格の期間は15歳から35歳
・主格(人格)の期間は30歳から50歳
・総格の期間は50歳以降

となっている。この話の中に、15年や30年という数字があるのだ。まず名格は、姓名の名の部分の画数のことで、15歳から35歳までの20年間影響するという。ということは、ここからは私の考察だが、20年のちょうど中間地点の10年目である25歳時が、名格の最盛期であると言える。

同じように、主格の最盛期は40歳、総格も10年目の60歳頃が最盛期に当たるだろう。そして、名格が吉数の人や凶数の人、主格の吉凶、総格の吉凶、さらに副格(外格)の吉凶などの組み合わせでその人の運勢がはかれるのだが、その結果、だいたい30年という期間が導き出されるのではないだろうか?

例えばある歌手は15歳から売れ出して30歳頃をピークとし、45歳頃には影響力を失う。またある起業家は30歳頃に独立して45歳頃をピークとし、60歳頃に後継者に譲る。そしてある政治家は35歳頃に政界に転身して65歳頃に引退する。

姓名判断については、他にも語りたいことがたくさんあるので後述する。今回は周期説の要因の1つとして考えてみた。