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オリンピックをめぐる周期説

  周期説を第1回からよく紹介する本ブログだが、今朝非常に面白い記事を見つけた。

 

〉あくまで、単なるアノマリーで、しっかりとした根拠があるとは言えないのだが、「オリンピック後10年後・惨劇周期」というものがある。

オリンピックで経済的なピークを付けた新興国(開催国)が、平家物語が説く「祇園精舎の鐘の声……」から始まる「盛者必衰」の法則に逆らえず、10年を挟んで、概ね9年から11年くらいの間にどん底に落ちる例は驚くほど多い。

古くは、ベルリンオリンピック(1936年)の9年後のナチスドイツ崩壊(敗戦、1945年)。さらには。第1回の東京オリンピック(1964年)から9年を経た後の第1次オイルショック(1973年)がある。

また、ソウルオリンピック(1988年)の後、アジア通貨危機(1997年)によって韓国がIMFの支援を受け、事実上国家破たんしたことは読者も良くご存じであろう。

もちろん、2004年のアテネオリンピックの5年後の2009年におけるギリシャ危機のような事例もあるし、先進国で開催された場合はあまり当てはまらない。

しかし、最も注目すべきなのは、同じ共産主義独裁国家であったソ連邦の崩壊である。

1980年のモスクワオリンピック9年後にベルリンの壁崩壊、11年後の1991年にソ連邦が崩壊している。

ソ連邦の崩壊パターンとの類似性については、9月4日の記事「肥大化した帝国『共産主義中国』…その国家としての寿命を考えてみる」も参照いただきたい。

 

 


SARS収束後は発展したが…中国が恐れる新型コロナ収束後の経済「崩壊」 - ライブドアニュース

 

  新興国に限るとのことだが、第2回オリンピックを今夏開く日本は果たしてどうだろうか?