賢者のつもり

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今回の「ドクターX」最終回が暗示する現代

  「ドクターX」最終回を視聴。人気ドラマだけあって毎シリーズ最終回は圧巻だが、今回も良い出来映えだった。

 

  ネタバレになるので詳細は書かないものの、1つだけポイントを挙げるなら、経済的な弱肉強食の時代に突入した日本の医療界で旧態依然とした院長は最終的に追い出され、外資に食われ(これは製薬業界もそうだが)、有能でマトモな医者たちはクビになって神原晶の所に流れる。

 

  実は結構現実を反映したりする。最近ようやく若者たちの大企業離れを記事で見かけるようになったが、早くからアメリカでは大企業に行くのは底辺層で、有能な人は新しいタイプの企業を見つけて参戦し大きくしたり、あるいは自ら起業したりしていた。

 

  日本の企業も有能な人材が入らず万年人不足を嘆いているが、そもそも途中入社組の金額設定が低く、家賃や車の維持費、保険料、税金、学資保険に塾代などは35万円では支払えない。

 

  ところが、まるで海底や山奥の未知の片隅に生き物がたくさん生息しているように、子持ちの有能な若者が元気に働いていたりする。人材なんてどこにもいないかと思ったらこんなところにいたのかと驚き、だから低賃金の独身が多い会社は人不足だったのかと納得する。

 

  つまり時代は激しく動いている。別に大企業や老舗企業を全て潰せとは言わないが、低賃金のまま長期間拘束して若者の結婚や未来を潰す起業は国が支援する必要はないし、新しい発想の有益な会社がとって代わってもまったく問題はないと思う。